大きな家のボロキッチン

愕然としました、いろんなことに。

５００万もの借入がありながら、月１のちょこちょこバイトで７万円を要求し続けた小姑。
さらに、退職金として２００万円もの大金を要求する心臓に。

結果的には義父の猛反対もあり、８０万円の退職金でよしとしてもらいました。
のちにこの件は税務署の監査で叱られるんですよ！

しかし８０万円もの大金をどこから工面したんでしょうか。




私にはわかりません。
義父母が調達しました。埋蔵金でもあるんですかね。 あるのなら 、今すぐ私にも分けて欲しいです。

紆余曲折あったものの、晴れて家計と店の経理から小姑の陰がなくなり、私は心底ホッとしたものでした。まさか、小姑がまだ奥の手を隠し持ってたなんて知る由もなかったのですから。

お金のことで、それも自分たちの給料の使い方で口出しされるのは本当にイヤでした。


さあ、これから瀕死の店を立て直していかねばなりません。
まずは借入金からやっつけたい、借りっ放しの５００万円の返済を始めることにしました。

元々が時給３５０円の私は途中で月給１万円が加算されましたけど、すぐさま無給になりました。なにがなんでも小姑様の月給７万円を絞り出さなくてはいけなかったのですから。

それを思えば、今更時給３５０円などもらわなくてもいい、７万円を返済にあてればいい、そう考えました。


当時はまだ住宅ローンも残っていたし、他にも大きな借入があって、毎月の返済であっぷあっぷしてました。それでも１０年後は明るい未来があると信じて、５００万円の返済を始めました。


そんな中、義父が病に倒れ・・・
商売は立ち行かなくなり、生活のためにまたもや借り入れをおこしました。


病床の義父が私に頼んだ最後のお願い

「俺の年金が入る通帳を取り返してくれ」



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小姑が退職し、店の経理全般が私に渡されました。

「引き継ぎするから来て」のお言葉で、大荷物を抱え小姑の家まで出向いた私です。
会社の事務員さんが辞める時って会社の中で引き継ぎしませんか。事務員さんのお宅へ出向きますか。不思議な方式です。

小姑様は大変詳細に多岐に渡ってくどくどと説明されましたけど、搔い摘めば小遣い帳に毛が生えた程度の仕事！だと思いました。



詳細に説明してもらったわりに 、たびたび不可解な点がみつかりました。
小姑様は不都合な点にはまったく触れずにスルーしたようです。
例えば、家族全員が対象になる傷害保険に加入していたはずが、どの通帳にも引き落としの形跡がありません。

あとでわかったことですけど、全部を渡されたわけではなかったんです。
まだ握っていたものがあったんです。

電話して聞けば良かったのかもしれませんけど、私はそれをしませんでした。なにかあれば銀行か会計士さんが指摘すると思ってたし、お金のことではなるべく関わりたくなかったから。

案の定、店の経営状態は瀕死の重傷、これでよく小姑様のお給料をひねり出せていたなと感心しましたっけ。


その瀕死の店の通帳から毎月１万円強の使途不明な引き落としがありました。
なんだろう・・・疑問に思いつつも月日は流れ、どれくらい経ったでしょうか。「保証金引き落としのお知らせ」というハガキが届いて、この引き落としがなんであるか判明しました。

保証金自体の額も結構な金額です。年間２０万以上もなんのお金？



借入金の元金を返済せず、

利息のみを支払っていたことにまったく触れず！

その額、５００万！！


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