大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
嫁ではなく、お婿さんであれば、義父母からはとっても大事にされると聞いたことがあります。
男と女の違いでしょうか?
一般的に、嫁は大黒柱ではないけれど、お婿さんは大黒柱として将来の世帯主として一家の中心となるからでしょうか。
でも、私の知人の友人(言ってみれば見ず知らずの方ですが)は、手に職を持つお婿さんでありながら大変肩身の狭い思いをして完全同居で暮らしていると伝え聞きました。
その方、熱帯魚を飼うのが趣味だったそうですが、義父から「俺の目の黒いうちは・・」と水槽を家の中に置くことを許されず熱帯魚の飼育は断念したとか?
あー、そういえば、うちの子も犬を飼いたいと盛んに言っていた頃がありました。
義母の「うちは商売屋だからダメ!」というわけの分からない理由でペットを飼うことは禁じられました。
子供だってバカじゃありません。
「なんでお店やってると飼えないの?」
素朴な疑問をぶつけてきましたが、まさか
「嫁の子だから言いがかりだよ。」などと言うわけにもいかず困りました。
うちは自宅と店は別々、離れているのですしね。
それに小姑が子供の頃に飼っていた犬の話も聞いてるんですから!
嫁たる者、なんの権限も無く、主張もできません。
遠回しに、ご機嫌伺いするのがやっとです。
これって、うちだけですかね。(笑)
私だって、元々がおとなしい性格ではないのに次第に無口で従順なフリがうまい仮面を被った生活が当たり前になっていきました。
お茶を飲むのも、トイレへ行くのも、お風呂も、全部!生活全部!に気を使うんです。
息をするのも気遣いがいるくらいの勢いです。
こういうことは、同居して遠慮の塊のようになって生活した経験を持った方でないと理解出来ないかもしれません。
「堂々としてればいい」
「もっとハッキリ言わないから自分から窮地へ」
「言えばいいのになんで」
友達から言われたこと、何回もあります。
その度に、あー同居してない人に言うんじゃなかったと反省するのですが、ついポロポロと愚痴はこぼれてしまいます。
そうすると、こんな答えが返ってくるのです。
愚痴った自分が悪いのですが、
この人にはわからないんだなと妙に線を引いてしまいます。もしかしたら心の中で別居が羨ましくて妬みに変わってしまってるのかも?
そんな自分も嫌になります。
平穏な生活を望むなら、自分が我慢して従順になるのが最善策だと信じてきました。
私の心の中は嵐が吹き荒れても、表立っては大した波風も立たずにやってきました。
現実には幾多のいざこざはあったけれど、心の奥底へ沈められた怒りと悔しさの方が何倍も何倍もたくさんありました。
だから今になって、これっぽっちも義母や小姑に関わりたくありません。
今後、ますます高齢になってく義母を小姑に押し付けてさよならしたいのは当然思いの中にあります。
が、お願いするのも画策するのも嫌です。
マザオがどんなに表に立とうが、悪い事は嫁!良い事はマザオ!
同居家庭における構図、少なくともうちではそうなってます。成り行きにまかせるしかないんです。
ただいま休火山が活動を開始いたしております。(笑)
今さら歩み寄る気は毛頭ないし
近づきたくもない!!

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