大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
いろいろとご心配を掛けております。
公開コメントだけでなく非公開コメでも、個人再生のアドバイスをいただいております。
現実の世界では見ず知らずの私なのに、まるで旧知の仲のように親身になってくださる方がたくさんいらして、大変心強く、また、感謝の念でいっぱいです。
それもこれも、毎日、「あーどうしよう」「もう嫌だ」「ク◯ババア」なんてブログを書いているからですよね。
良い機会ですので、自己責任で(笑)私の思いと拙い考えを書いてみようと思いました。
まず、皆さんもご承知かと思いますが、借金に無縁の方もいらっしゃるかと思いますので・・・
個人再生というのは自己破産と任意整理の中間的なニュアンスで捉えていただければいいかなと思います。
自己破産は、文字通り破産ですので、原則 借金は帳消しです。
任意整理は、裁判所を通さずに債権者との話し合いによって支払いが可能となるよう交渉します。
大雑把過ぎですが、こんな感じ捉えていただければ?
さて本題です。
私が今苦しんでいる借入金返済は、皆さんがご指摘の通り私が作ったものではありません。
胸の内では、義家族のいい加減な経営でなんでこんなに苦しまなくちゃいけないの!?と思ってます。この点では、私の気持ちを代弁してくださる方がたくさんいて嬉しくなりました。
ただ、外から見たらどうなのかな、ということです。
つまり、債権者からみたら?
義母が散財しようが、小姑が法外な給料だろうが、お金を貸している人から見れば、義家族もろとも十把一絡げなんです。
私が店番をして、私が店の経理を担って、この店の主の妻として存在している以上は、どんなにそんなお金は知りません、使ってません、ありませんと声高々に言ったとしても「返せ!」と言われる側の人間です。
連鎖倒産に遭った友人がいます。
当たり前のように、借金まみれで嘆き合う仲でもあり、励まし合いながらいつか身ぎれいになろうねなんて言い合う仲でした。
自身の借入金返済は苦しいながらも毎月返済していたのに、連鎖で窮地に追い込まれました。
売掛金が大き過ぎてにっちもさっちもいかなくなり、債権は銀行から保証協会へ、最後はサービサーへ。サービサーまで行ってしまえば、手の打ち様で信じられないくらい借金が圧縮されたりするのです。
( ※ サービサーとは債権回収会社です。)
ですが、そこまで持ちませんでした。借金が圧縮されるには相応の交渉術と年月が必要ですが、堪える事ができませんでした。破産です。
連鎖の元になった会社は個人再生でマイホームを手放す事なく、同じ場所で家族そろって暮らしています。
私の友人は離婚して実家に転がり込みました。
決して個人再生を否定するつもりはありません。それに私だって、最終手段はなにを繰り出すかわかりませんから。無い袖は振れないのです。
人それぞれに事情があり、選択権があり、考えがあります。
誰もが知ってる大企業が民事再生で助けを求める時代です。個人にだって救済システムはあって然りだと思います。法で守られるべき権利なのですから必要なときは使うべきだとも考えています。
じゃあ、なぜ使わないの?
どうして苦しみながら借金を借金で返そうとするの?と問われれば、
持ってる不動産を全部売れば、たぶん借金はゼロになるからです。
それと個人再生は安定的な収入のある方に適用出来るシステムです。今のうちの状態はどうなんでしょうね?借金に対して私の少な過ぎるパート代と行く先が見えてないマザオの仕事..。
義母の年金は?
もうね、この人と一心同体で暮らすのなら借金まみれの赤貧で結構ですって思っちゃうんですよー。
また、個人再生に掛かる費用は意外とバカになりません。
何十万と用意しなくちゃ!です。
ここまで来ると、持ってる不動産を「じゃあ、なんで売らないの?」ですよね。(笑)
分筆したら価値がぐっとさがるからです。ひとまとめで貸してこそ、それなりの賃料が見込まれるからです。
実をいうと、自宅を売却して借金を減らし、店(今貸そうとしているところ)を温存しながら返済を楽にしようと画策したことがありました。
私の頑固な我が侭で、義母と別々が絶対条件。アパートを二部屋も借りたら自宅を売ったところでなんにもならないという結論に行き着きました。
それに建て替えでなければ、所得税がものすごい!
義母は自活してもらえばいい、ごもっともな意見です。
でも世の中そうそう思い通りにはならないのが辛い所です。いざとなったらマザオとて部屋代くらい援助したいと言い出すのは目に見えてます。ホームに入れるにしても貯蓄の無い義母の入所金は?とっくの昔に後期高齢者となってる義母がひとりで借りれるアパートだって難しいでしょ。
売って楽になりたい!
何度もそう思いました。
なんにも要らないから借金から逃れたい!
そう思ってました。
若かりし頃?は、とにかく現実から逃避したかったんです。
だけど、何十年も苦労して我慢して、最後は一文無しの浮き世人ですか。
50を超えた今、「冗談じゃない!」「もらえるものは貰う!」そんな気持ちです。
借金まみれのくせに強欲なオバサンになりました。
店の借り手がつくまでは、本当にマズい状況です。
てか、借り手がつくのか!?って。
知己の不動産屋さんが、妥協したら負け、今が踏ん張りどころだと言っています。
もう少し、粘ってみます。
その少しが半年先なのか1年先なのか。
そして現実問題としてうちの状態で粘れるものなのか。
こんなこと書いておいて、やっぱり自己破産します、個人再生しました、なんて言い出すかもしれません。本当に明日はどうなる?の綱渡りです。
最後に、みなさんのアドバイスやご意見は本当にありがたく読ませていただいています。
当事者(私)が気がつかないことに気づかせてくれます。
今の私の考えと違っても、多くの人が考えるであろうことと違うかなと思っても、どんどんご意見、忠告をいただけると嬉しいです。
見えない視点が見えたりするものですし、私自身も大変勉強させていただいてます。
つたない文面で真意が伝わらず、生意気なオバサンに感じてしまったら申し訳ないことです。
がむしゃらに突き進むアホなおばさんのあがきを応援してくだされば幸いです。
今日も職場で覚えなければならないことがテンコ盛りであたふたしています。^^
そして義母の言動にいちいちイチャモンをつけるひねくれ者の私です。
そんな私ですが、どうぞよろしくお願い致します。

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この記事へのコメント
引き続き応援してます。
うーさんの決意、確かに納得しました。
やるだけがんばってみるというのは、それはそれですごいことだと理解しました。
その過程でのつらさをこのブログで晴らすというわけですね!?
良いと思います。
誰か同意したり反論してくれると書いた甲斐がありますよね!?
ということで、今後もどんどんコメントを書かせてもらいます。
私が考えているよりずっといろいろ考えていらっしゃることが分かり、思いつきでコメントしたことお詫びします。
納得がいく道を進んでください。結果はおのずとついてくると思います。
Re:引き続き応援してます。
お詫びだなんて..そんなことおっしゃらないで!!
いつもすごく励まされていますよー。
私って、気が強くてひねくれ者なので、こうと思ったら周りが見えない事しょっちゅうです。
こうしてコメントをいただくと、「なるほどなー」と心にスーっと入っていくメリット大です。
現に、ブログを書きはじめてからたくさんのコメントをいただいて、なるほどねと思う事がたくさんありました。
これからもよろしくお願いいたしますねっ!
非公開コメントをくださった方へ
自宅売却はいずれそのうちと考えています。今は時期尚早かな?建て替え特例もなしの売却は税金もバカになりません。なので切羽詰まった時に任意売却すればいいことです。競売にはタイムラグが付きものですから、判断さえ見誤らなければ十分に任意売却が可能です。
個人再生の条件を鑑みれば、たぶんうちは不可です。
個人的には最後の最後は任意整理だと考えています。その前に持ってる不動産を売ることになると思いますが。