大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
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Ping送信してるのですがダメですね。
今日もまた、ノックの嵐でした。
以前はノイローゼになりそうなくらいノック魔の義母に怯えた私でした。
とにかく、些細なことで部屋にやってくる義母!
そして喋り出すと止まらない、いい加減にして欲しいのにいつまでもいつまでも私の時間を奪いさる義母の訪問。
同じ屋根の下に住んでいるのに、毎日毎日何度も何度もコンコンコンコン...
冗談じゃない!!
子供達が家に居た頃は、それはもう一日に何度やってくるんだ!?というくらい部屋にやってきた義母。どれもこれも超くだらない、自分で考えたらどうなの!という質問やそんなこと知らん!と言いたくなるような話をしにノック魔だった義母。
ノックを無視していてもしつこくノックし続け、そのうち勝手にドアを開けて部屋に入って来るので無視をするにも限界がありました。どんなに息をひそめてもドアを開ければ私がいるのは一目瞭然ですからね。
自室のドアをコンコンとノックされるだけで動悸がして心拍数がものすごいことになるようになってしまいました。
同居経験のある方ならおわかりいただけるかと思いますが、気の休まることのない同居生活の中では自室が唯一のシェルターなのに、度の過ぎた訪問攻撃を受け続けたら病んでしまいます。
幸いにも、子供達が進学を機に家を離れてから、私は一日のほとんどを店で過ごし自宅へは寝に帰るだけの生活になったのでこのノック攻撃から遠ざかることができました。
この数年間で私もずいぶんと強くなり、店を畳む頃には自分を取り戻すための反撃も開始。義母との初大バトルで罵声をあげたのもこの頃です。
長年、心の中では大噴火をおこしてもじっと堪えて来た私ですが、ようやく自分の思いを、今までの理不尽を、面と向かって投げつけたのです。
しばらくは口をききませんでした。あいさつもせず完全無視でした。
自分でもなんだかなあーと思うのですが、時々、義母に対してかわいそうかななんて思ったりして次第に最低限の会話はするようになってきました。
ですが、以前のことを思えば本当に最低限の会話というよりあいさつと伝達事項のみです。
最近になって、義母がまるで雪どけしたように饒舌に話しかける時があるのです。
以前の私なら相づちを打ったり返事をしたかもしれませんが、もうそれはしません。むくむくと苛立った気持ちが湧き出て無視したままスッと立ち去ってしまいます。
私と話をしなくなった分、マザオに話しかけていつまでもおしゃべりし続ける義母を見るようになりました。
私の中では、あの大バトルはまだまだ終結しておらず引きずったままなのですが。
もう三日も連続でコンコン コンコン
うるさいんだよ!
しかも10分後に再訪とかやめろ!!

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最近のマザオはまるで主婦のような働きっぷりです。
仕事から帰れば、温かい食事の用意ができていて家事の負担が少ないというのはこうも楽なのか!を実感しています。
それはそれでありがたいことではありますが、私の心のどこかに引っ掛かるものがあって素直になれない自分がいるのです。
私が帰宅した頃を見計らってか、それともただの偶然か、わかりませんが、義母が部屋のドアをノックしました。
余談ですが、ノック出来るようになったのはいつ頃からだったでしょうか。
いつも「いるー?」の声と同時に部屋のドアを勝手にあけた義母でしたが、最近は妙に気を使ってる気配があります。
やっぱり冷戦が効いているのでしょうか?言うべきことはガツンと言わないとダメなんだなと今さらに感じてる今日この頃です。
話を戻して、
義母と顔を合わせたくない私はドアから死角になる冷蔵庫の陰に移動し、いかにも夕飯の準備を手伝うようなふりをしてました。
ノックに気づかないマザオのおしゃべりに相づちを打ちながら、義母のしつこいノック音を聞き逃さなかった私です。
やっと気づいたマザオが手にしてたのは山のようにたくさんの天ぷらが乗ったお皿でした。
この時、私はピンときたものがあります。
私が勤めに出てからはマザオと義母のふたりで過ごす時間が増えました。
マザオは私の顔色を伺ってか、私の目に入るところでは義母とのやり取りも少ないのですが、たぶん..いないところではおかずをお裾分けしたりしてるんじゃないかと思ってました。
理性では、そこまで言いがかりをつけるほど陰険な自分に成り下がりたくないと思っていても、正直なところ面白いはずがありません。
今までのことを振り返ったら悔しいことばかりです。
店の借り手が決まってない今、手持ちのお金は底をついています。
次の引き落とし日にはとうとうキャッシングでしかやり繰りがつかない状態です。
買物だってままならないのに、義母にお裾分けなんかするな!
私のさもしい気持ちが声にならない叫びをあげるんです。
そんな天ぷらなんて食べたくないし、義母からもらったというだけで嫌悪感いっぱいです。
マザオもそのあたりは察しているのか、「いらない」という私の気持ちを尊重してか、山盛り天ぷらをひとりでお腹に片付けてました。
食後、お風呂へ行ったマザオに義母の話しかける声がずっと聞こえて来ました。
(うちの間取りは洗面所とお風呂がキッチン横にあり、簡易二世帯へ改装してからもその浴室を使っているので必ず義母のダイニングキッチンを通らないといけないのです。)
いつもの大きな声で、声の調子からしてハイテンションな義母。
義母の性格からして天ぷらのことをいつまでも食い下がって話題にしているに決まってます。
延々と喋り続ける義母の声にだんだんとイライラしてきました。
マザオがお風呂にも入らず、話し相手になっているのかと思うと余計にムカつきました。
話し声がぴたっと止むと同時くらいにマザオが戻ってきました。
お風呂は入ったと言います。
お風呂に入ってる間もドアの外から話しかけてたって!?
バッカみたい!!
なんだかどっと疲れました。

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