大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
すでに孫のいる友人から「これから大変だよ」と笑顔で言われていました。
頭ではわかっていたつもりですが、今まさに右往左往しています。
出産祝いに続きお宮参り、初節句と続きます。
お嫁さんのご両親からどこでお宮参りしましょうか?と聞かれ、慌ててしまいました。
あちらはこちらを立てて伺ってくださったのでしょう。
喜ばしいことなのに、内心(いくらかかるんだろう)と考える浅ましい自分にがっかりです。
息子の成人のお祝いにお金がないと一万円しかくれなかった義母を恨めしくここに書き綴ったことがありますが、このままでは同じ穴のムジナです。
春には初節句です。
お嫁さんのご両親にとっても初孫でそれはそれは喜んでおられて、失礼があったらいけないと気も使います。息子にも肩身の狭い思いをさせないよう足並みを揃えたいと思いますが...
恥ずかしい話ですが、真っ先によぎるのはお金のことばかりです。

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築三十年越えのこの古い家が大嫌いでした。
あらためて書く必要もないくらい苦しい思い出で埋め尽くされた大きなこの家。
最初はボロキッチンもない完全同居でした。
実父が亡くなった時に母から改装資金を出してもらい、小さな砦となったボロキッチン部屋。
いつか脱出したい
いつかこんな家ぶっ壊す
こんな家大嫌い!!
だったはずです。
次男夫婦が帰省して、ものすごく喜んでくれました。
「ゆっくり出来たからまた帰る」と。
帰省できなかった長男夫婦もあっちの部屋が使えるなら
「ゆっくりできるから今度帰る」
あちこち片付けたら胸くそ悪い思い出よりも使い勝手の良さに居心地の良さを感じてしまいます。
今までの気持ちと違って反旗をひるがえした気分です。
反骨精神で踏ん張ってきた自分がよくわからなくなってます。
義母がいた形跡が消えたらもっと居心地がよくなるのかしら?
わかりません。
「お父さんが建てた家」ことあるごとに言われたこの家が嫌いなはずなのに。

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