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大きな家のボロキッチン

別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?

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今日はちょっと贅沢しました。
長プラが一本終わったお祝いです。
贅沢といっても通販で買った冷凍の海鮮丼を自宅で楽しんだだけですが。

お米を買うのにも困り、電気が止まるかもしれない恐怖も味わいました。
意味もなく動悸が止まらなくなるあの嫌な感覚...
あの頃のままだったら、たとえ一本の借金が終わったところで次々と来る支払いに四苦八苦して海鮮丼どころではなかったと思います。











道半ば、いえ半ばまで来ていないのですけど。
昔の苦労と貧乏を思えば今は幸せなのか?と自問自答してしまいました。

あの頃と比べてしまえば今の方が良いに決まってますが、それでも精神的な苦痛は何も軽減されていないじゃないの。
それどころか時間だけが過ぎてタイムリミットはすぐそこのような焦りが増すばかりです。

なぜ私は人並みの生活が出来ないのでしょうか。
それは同居してしまったから。
自業自得...

借金が減ってお祝いだと言っているのに切ない思いばかりが溢れ出して陰鬱な影がずっしり覆ってくるのでした。

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通帳をしみじみと眺めてました。
自営時代の長プラローンが今日終わりました。
もちろん、借金が全て終わったわけではなく何本もあるローンの中の一つにすぎません。

でも、これは本当に長く先の見えない借金でした。
資金繰りの苦しさから借りては返し、完済が近づくとまた上積みの借り増しを繰り返していたのです。

変な言い方ですが、当たり前のように染み付いた借金でした。











あの時、商売をやめずに続けていたら今日の瞬間は来なかったのではないかと思います。
あと少しのところで借り増ししたに決まってます。

通帳には毎月の返済額の二倍近い金額が引き落とされていました。
今でこそ、ちょっぴりですが通帳に多少の金額が残っていますが、当時は数十円とか時にマイナスが当たり前で本当に苦しかったのです。
だから奇跡的に最後の引き落としが訪れたとしても悲鳴をあげていたに違いありません。

まだまだ何本ものローンが残っていますが、店をやめた時の半分いかです。
そして今日、一番大きな長プラが終わりました。
感無量というよりは、なんというか深いため息が出てしまいました。

嬉しくないわけではありませんが、私の求めているのはここではありませんから。

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