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大きな家のボロキッチン

別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?

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事態はどんどん悪化しているように見えます。
天災も人の力の無力さを感じますが、こうしたウィルスにもなすすべが見つからないもどかしさを感じます。

当時からの商売仲間の苦境を目の当たりにしてもどうすることも出来ません。
運よく廃業したうちと違って、代々家業を継承して一家全員で商売に励んできたことがここに来て難局を迎えています。

先見の明があったと言われました。
それは違います。












外から入った人間だからこそ、思い入れもなかったのです。
自分が苦しかったから。
苦労の連続だったから。
息子たちには自分で選んだ道を進んで欲しかったから。

息子たちがアルバイトとして商売を手伝ってくれた時にも経営が厳しくてアルバイト代を渡せませんでした。
昔々、小姑たちがちょっと手伝っただけで高額のアルバイト代をもらっていたのを知っているので悔しくて泣けてきました。

実家へ来るたびに、まだ幼い子供達を「バイトさせるからよろしく」という小姑たち。苦々しい思いで作り笑いするしかありませんでした。

軌道に乗るまでは大変でしたがお店をやめたことは正解でした。
でも次のステップがなかなか踏めずにやきもきしています。

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世の中が混沌としている中でそれなりに生活できていることに感謝しなくてはいけないのかもしれません。
以前の生活を思えば雲泥の差で落ち着いた時間を過ごせるのですから。

頭ではわかっているのですが、どうしても元気なうちに自分の意思がしっかりしているうちに「自分の家」に住みたいのです。賃貸でもいいのです。

自分をさらけ出せる空間、誰にも気兼ねしない空気、私の自由を確保してくれる家が欲しいのです。











今年は息子たちが帰省しない静かなお正月でした。
マザオはもしかしたら来るかもしれないと掃除や食材の準備に余念がありませんでした。
来ないことはわかっていながら一縷の望みみたいな感覚だったのかもしれません。
気持ちはわかります。
もうずっと会っていませんから。

マザオとは真逆の位置に、ホッとした私がいます。
息子たちが結婚した今は洗面所やお風呂、義母との関係、いろいろと難題があるからです。

まして二組の夫婦が来るとなればボロキッチンの部屋は手狭です。
食卓も皆で一緒には囲めません。
何よりも、手を洗ったり顔を洗ったりする洗面所がありません。

家の中には洗面所はあります。
当時流行りだったダブル洗面があるのです。

とにかく面倒臭い問題があり過ぎて、帰省がなくなったことに安堵しました。
こんな自分にも紛れもない現実にも幻滅しています。

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