大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
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やっと軌道に乗ったと思ったら雨漏りで、それも保険で補えるかと思いきや、
我が家の火災保険は共済でした。
共済となると風災被害はお見舞金となるのだそうです。
始めに電話した時は今回の爆弾低気圧が原因かどうか鑑定する必要があるということでしたが、今日になってお見舞金の説明があり鑑定の話はどこへやら。
最終的な修理費によってお見舞いの金額が決まって来るようです。
送ってくれた書類が届くまで詳細はわかりませんが、ざっと聞いた話では十万二十万の自己負担になりそうです。
はあー!
義母の部屋なんかどうでもいい!と言いたいところですが、さすがにそうもいきませんから修理するほかないですよね。
共済の方からいろんな業者さんがいるのでくれぐれも慎重に、出来れば知り合いの方が良いと言われました。あまりに法外な見積もりだとお見舞金も出ない可能性もなきにしもあらずとか。
屋根の修理ですから足場も組むのでしょうね。
いったいいくら掛かるのか不安です。
数ヶ月前の数千円でさえどうにもならない困窮さに比べたら、なんとかなるさと思えるだけマシだと思うしかないですね。
家自体が古くてオンボロなので今後もなにかと今回のような事態が出て来そうに思います。
共済をやめてしっかりした保険に掛け直した方がいいのか、それとも現状維持でその都度考えるか悩むところです。とりあえずは修理を終えてから対策を考えます。
今朝、義母が玄関で叫んでいました。
「今日保険屋さん来るのー?」
「屋根裏へあがるお部屋片付けないと!」
マザオも私も返事をしないでいると繰り返し叫んでいます。
私は小声で「来ないし!」「片付いてるし!」と、ふてくされ顔でつぶやきました。マザオが「うるさい!」と一喝したのに便乗し、「布団挟み片付けろ」と言ってやりました。
帰宅したら、割れた布団挟みはやっと無くなってました。
こういう積み重ねがほんとにイヤです。

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しばらく前から裏庭に割れた布団挟みが落ちていました。
もちろん、私の物ではありません。
いつ拾うのかずっと放置してあったのですが、まったく拾う気配なしでイライラしてました。
まっぷたつに割れたひとつが洗濯干しの竿の近くに落ちてるのに、です。
わざと義母の洗濯干しスペースになっているタイルの上に置いておきました。
あれから何日か微動だにせず、タイルの上へ居座っていた割れた布団挟みは、こつ然と消えました。
ここで息巻いてる私も、実は、こつ然と消えたことに気づいていませんでした。
昨日、エアコンの室外機の横へ押し込まれているのを発見して思い出したのです。
私たちのエアコンの室外機じゃん、たったそれだけの理由で血圧がぐわっと上がったような感じがしました。
押し込まれた割れた布団挟み、つまりプラスチックゴミを室外機の上に出して放置しようかと思いましたが、義母が片付けるわけがありません。
しばし、そこで考えあぐねてました。
ふと室外機の後ろ側、家の壁との狭い間になにか落ちているのを見つけました。
なんだろう?
マザオの靴下?
なんと義母の帽子でした。
拾うんじゃなかった!
そう思った次に、帽子と一緒にプラスチックゴミになった義母の割れた布団挟みを玄関に置いたらどうだろうと思いつきました。
さすがに自分の帽子と一緒ならゴミを片付けろ!というサインもわかるでしょうよ。
私が甘かった。
そんなことで気づく義母ならとっくに片付けてるはずでした。
帰宅して開けた玄関ドアの向こうには、帽子だけがなくなって割れた無惨な形になった布団挟みが転がっていました。

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