大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
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曇り空にがっかりのような、風が心地よくてホッとしたような、そんな休みの始まりでした。
最近の休みは定番の引きこもりで、うだうだとムダな時間を過ごしていました。
これじゃいけない!
奮起して、前回はお風呂やトイレを磨いたり、庭の手入れに奮闘し自己満足に浸りました。
今日は?
だらしない!の一言です。
昨夜は遅くまで、マザオと今後の店のゆくえについて話し込みました。
最初の案件の返事が「検討中」ということは「望み薄し」、私はそんな風に捉えました。
マザオは「終わったわけじゃない」と言いましたが、私に気を使ってるように感じました。そんな子供騙しで喜ぶわけないのに。
いずれにしても今は忍の一字で待つしかないのです。
遅く寝たにもかかわらず、早朝に目覚めてしまいました。
天気予報は雨です。
窓から入る風がさわやかで布団の上でゴロゴロ、「布団も干せないし庭の手入れも無理」体のいい言い訳を自分で摺り込んでいました。
今日一日、またもや引きこもってしまいました。
外へ出たらお金を使ってしまいそうだし、行くあても気力もありません。
なんどもなんども電卓を叩いてシミュレーションです。
「私には時間がない」などと言ってるくせに、何をやってるんだか。
さすがにお昼過ぎからは心を入れ替えて...
そう思っただけです。
床に大の字になったら殊の外ひんやりしていて気持ちよく、またお昼寝!
こんなにだらしのない生活を毎回毎回、平気で出来る自分に嫌気がさします。
やらなければならないことは山ほどあるのに。
ボロキッチンが出来たばかりの頃と似てます...
あの時も部屋の中で飲食出来る安心さから、毎日引きこもり同然の生活を送っていました。
来る日も来る日も、最低限の家事が終わると乳児だった下の子を抱きかかえながらひたすら寝ていた私。
自分でいろんな言い訳を見つけて続けたぐうたら生活はほどなく終わりました。
怒濤の働き蜂、家政婦から使用人へ。
今度はそうならないよう、気を引き締めて今を乗り越えようと思います。
なにもやらなかったぐうたらな今日は終わってしまうけど、明日から心を入れ替えます。
「明日から」?、なんだか失敗続きのダイエット宣言みたいですね。(笑)

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待って待ち続けた電話が来ました。
マザオのスマホが鳴った瞬間、緊張感がみなぎってなぜかふたり見合わせてしまいました。
「早く!」
我に返ったのか、マザオはゆっくり電話に出ました。
こんなシーンは何度かありました。
いつも、がっかりの待ち人違いです。
が、今日はビンゴ!
マザオの口調からして不動産屋さんのようです。
でも、なんだか...
「ええ」
「はい」
「と言いますと..」
いつもとトーンが違います。
期待していた先日の件、先方は検討中でもう少し返事を待って欲しいとのこと。
ダメではないけど即答でもない微妙な空気です。
そして、もう一件の内見予約。
期待のドキドキと八月も資金繰りか?のドキドキが入り交じっています。
先はまだ見えて来ません。
それでもなにもないよりはマシだと思って、仕事へ行ってきます。

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