大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
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明日はお給料が振り込まれます。
速攻、全額おろしてそれぞれの通帳へ入れておかねばなりません。
待ちに待ったお給料日は、瞬間で支払いへと回さなければなりません。先に希望がみえていればいいけれど、その先はまったくわからない状況になっています。
ダメ元で...
そんな決意で踏み切った今回の展望は詰めが甘かったとしかいいようがありません。
五月は納税の季節です。
去年の固定資産税も終えていません。
切羽詰まり過ぎです。
目先の支払いだけでもと少ないパートの給料を振り分ければ、残高はゼロです。
勤め先がスーパーですからお昼にはみんな何かしら買って食べています。
お弁当だったり、お惣菜だったり、デザートだったり、お菓子だったり。
私が昼休みに買いに行くことはありません。
三連プリンの見切り品を買って帰り、その内の一個を家から持っていったことはあります。
財布の中はいつも小銭ばかりで、今月は特に早い時期から紙幣が入っていませんでした。
引き落としが出来ずに督促状が増えています。
あちらを立てればこちらが立たず、そんな状態です。
銀行からの借入金は今後のこともあるので絶対に遅れは許されませんから最優先です。
かといって、最近は電気でもなんでも未納ならすぐに止めると連絡が来るのでうかうかしてられません。
そうなると税金が一番後回しにしやすいこともあって、どんどん遅れがひどくなってどれがどこまで支払ったのかわからなくなってしまいます。
毎日きちんと出納帳をつければいいのに、次々届く書類や督促を山積みにしたまま見て見ぬ振りです。最初はきちんと整理していたのに、今はあちこちから借りまくり、延滞しまくり、なにがなんだか...。
本腰を入れて立て直ししなければいけません。
でも、契約のゆくえがどうなるのかさっぱりわからなくなりました。
事業税と消費税の納付期限が迫ってます。
この大きなお金が用意出来る目処はまったく立っていません。
現実逃避ぎみの私はこれも見て見ぬ振りです。
落ち着きません。
ゴールデンウィークの前後で地獄に堕ちるか、破綻回避が出来るのか、結論が見えそうな気がします。
自治会費を納める季節がやってきました。
頭を悩ますうちの借金額と比べたら小さな金額ですが年額まとめての集金は痛いです。
どこかへお出掛けしてきた義母と玄関で鉢合わせしてしまいました。
義母は自治会からのお知らせを「これ来てたけど」と私に渡そうと突き出しました。
毎年のことですが、自治会費を払うつもりなどこれっぽっちも無い義母です。
私たちが払うのが当たり前だと思ってます。
自治会の仕事もしたことありません。
イラッとしました。
完全無視で部屋に飛び込んだ私です!

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今夜は義母がいません。
小姑の家へ泊まりに行ったそうです。
そういうことは早めに言ってよね!私にとって滅多にない幸せな時間なんだから。
すぐさまお風呂に入りました。
毎日、義母の居場所を確認しつつ気を使って入るお風呂も今日はそんな心配一切関係なしです。
一晩いないってだけで、どうしてこんなに開放感があるんでしょうね。
お風呂以外はいつもの日常なのに、どうしてこんなにウキウキしちゃうんでしょうね。
明日は深海へ戻ります。そんな気持ちです。
ボロキッチンが出来て、時間は掛かったけれど私の生活は劇的に変わりました。
小姑らが嫁に行き、義父が他界し、義母の取り巻きがいなくなって、少しだけ私の居場所が増えました。
店をやめて、私の日常はぐんと楽になって自由時間が出来ました。
あとは、本当の意味での自由を手にしたいです!
義母は出掛けに、小姑の子の入学祝いをしていなかったから行って来ると言って出掛けたそうです。今頃ですか?すでに入学式は終ってますが?
孫が入学したり、成人したり、そんなことは生まれた瞬間からいつやって来るのかわかるでしょうに、義母はお祝いの準備ができない人です。はたまた節句や誕生日、毎年決まった日なのに間に合わなかったと平気で言う人です。
今回の小姑宅訪問は、母の日も兼ねて小姑が呼び寄せたのかもしれませんけどね。
小姑は自営業の長男に嫁ぎました。
旦那さんの父親、つまり舅になる人は、長男の嫁は同居が当たり前と主張していたようですが、すったもんだの末に別居となりました。
そして、義実家の横に自分たちだけの家を建てたのでした。
そんなところへ、よくものこのこと、しかも割と頻繁に泊まりに行く義母。
神経がしれないです。よっぽど太いのね!
私の実母はこの家に泊まるどころか、ご飯を食べたこともない。
そんなことは許されない環境だった。
義母がいない夜の楽しさが、ふつふつと怒りに変わっていきました。
この恨み、近々晴らそうと思ってます!

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