大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
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銀行巡りの結果、予想を超える見事な赤字っぷりが露呈しました。
借入金が目眩するほどにあるのですが、その保証金の引き落としが8月でした。
忘れてました。バカです。すっかり忘れてたんです。
借入額が大きければ大きい程、保証金も大きな金額になります。
それも1本ではありません。
他にも7月の下旬にリース契約している機材のメンテナンス料や諸々の保険の更新など、平常月にはない引き落としが羅列して印字されていました。
日々の出入金では利益(と言っていいものか疑問です)が出てはいます。さもないとお店自体が回りませんから。
ですが、マザオと私は経理を任されるようになってからまともにお給料をいただいたことがありません。
まったくのゼロというわけではありませんが、決まった日に決まった金額を捻出することは不可能でした。必要な時に最低限必要額を抜き取る感じ?
自分でやってみてわかったのは、甚だしい赤字を日銭でごまかしている現実です。
事務員小姑からの引き継ぎは一気に渡されるのではなく、給料計算だけを1年、入出金伝票を頼まれた時、会計事務所への使いっ走りなど細切れで言いつけられた事をこなしながら少しずつ移譲されてきたのです。
「これってどうなってるの?」なんて質問は御法度です。
今思えば、どうしてあんなにビビって小さくなって言いなりだったのか自分でも理解出来ません。
嫁という立場は弱く辛いものだとインプットされてました。
完全に店の経理が私の手中に納まった時、小姑は言いました。
「退職金は200万でいいから」
(この件は義母が出すべきと言い張って揉めに揉め、最終的に税務署から私的流用だと勧告を受けたんです!)
昔は儲かっていたのかもしれませんが、恩恵にあずかったことありません。
義母も小姑もカツカツの生活なんてわからないんでしょうね!
マザオは長時間労働、私はダブルワークで必死で働いても子供を塾へやるお金もありませんでしたから。最近話題の貧困世帯にピタリとあてはまります。
話がどんどん横道へそれてしまいました。すみません。
ATMで残高に愕然としたものの、支払うべき取引先へ振り込まなければなりません。
私は持っていた残りのお金から追加で入金し振り込みました。
もう手元にあったメモは役に立ちません。
だってお金が足りないんだもん。
払えると思ってたものが払えなくなりました。
幸い、ATMコーナーの人影はまばらで、私は通帳を睨みつけながら計算してみました。
こっちとそっち、どちらか一方なら支払いが出来そうです。
現金を温存して、ここは一旦撤退すべきか、それとも払えるうちに払うべきか、
迷いに迷いましたが、高額の方へ振り込んでしまいました。今払わなければ払えなくなるような気がしたからです。
帰ったらすぐに出納帳を見ながら処理してしまおうと思ってました。
今後の支払い計画を練り直さなくては!と気は急いてました。
私、バカです。
今の今まで、ぼんやりして過ごしてしまいました。
ほんの少しだけ気を取り直しても、取り憑かれたようにスマホのパズルをやって時間を浪費しました。
店でも魂がぬけたようで、マザオがフォローに回りました。
具合が悪いと思ったみたいです。それでも家に帰れとは言いません。帰れば義母がいますから帰りたくないのがわってますかね。
ずるずると現実逃避を続けて
なーんにもやってません。
もー、自分がイヤになります。
こういうバカは大っ嫌いです!

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昨日まで続いていた体調不良はピタリと治まりました。
更年期障害か、はたまた日中に草抜きをして太陽を浴び過ぎたせいか、と考えを巡らせていましたが、これ、たぶん・・・生理の前兆でした。
また来るのかと思うとがっくりします。
今日はお盆休みが明けて2日ですので、そう混み合ってないだろうとの目算で銀行巡りに行ってきました。
手元には50万円以上の現金があります。
帳簿をつけているのは私だし、店の経理を担ってるのも私です。毎月のおおよその収支は把握しています。
それでも一気に50万もの現金を持ち歩くというのは滅多にあることではありません。
わかっているはずなのに。
店がどんな経営状態かよーく知っているはずです。まさに自転車操業そのもの!それなのに普段よりも多額の現金が今この自分の手の中にあると思うと心なしかウキウキしているようです。
最初の銀行で予定より少し多めに入金しました。
試算ではほんの少しですけど余裕があったからです。
入金後、残高を確認しないままに支払先へ請求額を振り込もうとATM操作を続けました。
えっ!
残高不足で振り込みが出来ないってどういうこと!?
今しがた入金した金額は、振り込み後も残高に余裕があるようにと何度も計算してきました。
50万もの現金を持ってる私は少し気が大きくなって、メモに書いてある金額より1万円ほど余計に入金したのです。
なのになぜ足りない!?
うそでしょ!?
この時点で私の頭の中の電卓はオーバーヒートを起こしました。頭真っ白ってヤツです。
慌てて通帳に記載された残高を確認して、どーんと奈落の底へ突き落とされました。
ちょっと足りないだけではありませんでした。
私の算段より遥かに少ない残高がそこに記載されていました。
すみません、つづきはのちほど。

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