大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
なんだか疲れが取れません。
走り続けてきて、ふと振り返って急ブレーキ、立ち止まった途端に座り込んだような感覚でしょうか。今日は一日ぼんやりと過ごしました。
今までなんども「やる気がでない」とぐうたらぶりを披露してきた私ですが、同居が解消できてからはぐうたらぶりも質が違います。
朝起きた時も、外出から戻ってきた時も、動悸がして立ちすくむような恐怖はすっかり忘却の彼方です。
いついかなる時もボロキッチン部屋の扉一枚を隔てて、様子を伺わなければならない日々でした。
解放されてからもその癖は抜けずに反射的にドアの前で廊下の様子を伺う毎日。
気がつけば、それはいつのことだったか思い出せないくらい自然にくつろぐことができるようになっています。
これほどに人って柔軟に環境に馴染んでしまうのですね。
今夜はサッカーをテレビ観戦しようと思います。
テレビの音量を消して見ていた過去も、地デジ対応のテレビが買えなかった赤貧の日々も、遠い過去のようです。
この歳まで実現できなかった悔しさはもちろんありますが、ほんわかあたたかい空気にまったりできる時間に表現しようのない喜びが溢れます。
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十二月です。
毎度の繰り返しですが、早い早すぎです。
来年はとうとう六十代の仲間入りです。
自分の母親が六十歳になった時の軽い衝撃を今でもはっきりと覚えています。
当時の六十歳は今よりもおばあさんのイメージが強かったように思います。
そんな六十代がすぐそこに来ていて自分でもびっくりです。
考えてみれば孫がいるのですから正真正銘のおばあさんです。
年代ごとに衰えを感じてきましたが、ここ最近はとみに物忘れがひどいです。
よく前日、前々日の夕飯メニューを思い出すと良いとか言われますが、
思い出せないなんて序の口です。
買い物へ出て目的の物を忘れたり、クーポンがあるのに出し忘れたり。
ふたつのことを同時に出来なくもなりました。
ラインで返信を打っている時に話しかけられると、どちらも中途半端になってしまいます。
今日は帳簿と書こうとして簿の漢字が思い出せず、衝撃を受けました。
冗談でしょ!と自分にツッコミを入れました。
簡単な漢字でもどの字を使うのかわからないことも多々あります。
情けないけどこれが現実です。

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