大きな家のボロキッチン

別居だったはずなのに！ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ？

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2018
05/12

ムカつく母の日

どこか心が晴れない毎日なのにやらなければいけない仕事はどんどん積み上げられて行きます。

家の中の至る所、電気がつけっぱなしです。
指摘すれば「もう歳でよく見えない」と年齢を武器に気をつける意思はなさそうです。
お風呂へ入れば温度設置が異常なほどの高温で、これも「歳だから」
足が弱って浴槽へ浸かれないから膝立ちしていて寒いそうです。

キッチンカウンターの目隠しでしょうか、場違いなダイニングへ置かれたラタンの屏風は洋服掛けとなってます。

何もかもが嫌です。
少しは片付けろ！
なのに今日もお出掛けしました。
もちろん、マザオがタクシーになって。

平凡でいいから穏やかな生活がしたい、そんな私の夢は波乱万丈なまま今年もものすごいスピードで進んで行きます。

先日、愛媛の農家から河内晩柑というミカンを購入しました。
購入というとおこがましいですがポイントが貯まったので。
和製グレープフルーツとも言われてるらしいですね。
グレープフルーツが大好きなんです。＾＾

「たくさんあるから痛まないよう風通しをよくしないとね。」
そいう言った私にマザオが反応しました。

「母の日に少しあげようか？」

カッチーン！です。
マザオの言う母の日の対象者は一人です。
二人いるはずの母ですが、マザオの意識はいつも一人にしか向きません。

「なんで！？」
後に続く「あげなきゃいけないの？」は声に出しませんでしたが、怒気のこもった切り口上にあたふたしたマザオでした。

腐ってもあげない！
母の日？
当然、今年も無視させていただきます！

もっとも、私も、息子たちからの「母の日」は思い立った年だけの何年かに一回あるかないかのサプライズ行事ですけどね。

今年は小姑が帰国したので面倒なことがなければいいと祈るばかりです。