大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
マザオが不在中になると、途端に部屋の前で何やらゴソゴソ止まっていることが多くなる義母です。
本当に嫌!
玄関横の部屋なのでドアの前で何をやってるのか、見当もつきませんが、何かするとすれば靴箱の整理整頓か傘の片付け、あとは状差しの片付けくらいです。
何日も、何回も、人が部屋にいるときに、なぜ?
それも下駄箱と状差しはボロキッチンの部屋の扉とは反対側にあるのです。それなのに扉のすぐ前からゴソゴソ音がします。
もしかしたら、また観葉植物か何かを置いているのかもしれません。
もうグリーン病はいい加減にしてもらいたい!
物が増えたら後片付けが大変になるのに。
ただでさえ、義母の物の多さには辟易としてるのに。
だいたい、何回も何回も、部屋の前でゴソゴソされたら気分のいいものではありません。
トイレも行けません!
しばらくしたら鍵をかけて出ていったので、出掛けたなと思って気持ちだけ羽を伸ばします。
そうしたらすぐに舞い戻ってきてしまいました。
見た目には変わらなくとも、また息を潜めてトイレも我慢!
馬鹿らしいとわかっていてもこんな毎日です。
存在がうっとおしいのです。
義母のいない空気の中で暮らしたい...
毎日願ってやまないのにまだまだ先は長そうです。
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