大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
お休みでした。
朝からずっとコタツにもぐり、ネットを見たりスマホのパズルをしたり。
お昼になっても食べる気にならず、コーヒーを飲んだだけで今に至ります。
じっと座ってるだけでお煎餅やみかんをのべつまくなしに食べていたらお腹が空くわけありません。
あー勿体無い、時間は有効に使わなくっちゃ、と気持ちだけは自戒の念が駆け巡りますけど、怠け心に勝てませんでした。
何かにつけて「やる気がない」と責め立てられたあの頃には考えられない贅沢です。
受けた仕打ちは絶対忘れないと言いつつも、最近は物忘れの激しさとともに記憶が不鮮明です。
あまりの衝撃で記憶が抜け落ちてるシーンは以前からところどころに存在してたのですが、少し前まではっきりとセリフまで覚えていたことが曖昧になってきました。
昔、店の経営や人件費をめぐった話が出ると最後は決まって私が悪者でした。
「やる気が見られない」
「本気で働く気がない」
「商売屋へ嫁いだ自覚がない」
幼児を抱えて、
家事一切を任されて、
ホームパーティー病の準備を一手に引き受けて、
さらに合間で店へ出ているのにダメ出しでした。
ボロキッチンが出来てから、寝る以外で自室にいることが出来るようになりました。
でも、年中、居留守です。
たわいもないことで義母や小姑が来るからです。
わずかな自分の時間を、ズボンのゴム入れ、ボタン付け、答えが決まってる相談、ろくでもない頼まれ事で奪い取られるから。
ノックと同時にドアを開ける人たちですからドアからの死角にいないといけません。
来た!と思ったら抜き足差し足で姿勢を変えたり物陰へ潜むんです。冷蔵庫の陰に身長を測るときのような姿勢でドキドキしながら立っていたこともあります。
バカみたいで嘘のような話ですけど、本当です。
ノックと同時にドアを開けない!
安易に頼み事をしない!
別世帯だという認識を持て!
マザオの協力で、少しずつ少しずつ改善してきました。
一気に推し進めても、今よりずっと強かった義母は私に矛先を向けるだけで何の解決にもならなかったから。
マザオが不甲斐ないってコメントも時折頂くけど、私の中ではそうでもないんです。
だから今があるんだし、そんな気持ちです。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
PR
この記事へのコメント
マザオさんだって、
Re:マザオさんだって、
そうですね、マザオ自身の気持ちを押し殺して私に意見を寄せてるなと感じることがあります。
私の我慢に比べたらそれくらい..と思う気持ちと、申し訳ないが混在しつつ、落とし所がつかめるようになってきた年月です。
血のつながりが断ち切れないように価値観の違いをどこまで認めるかが難しいところですね。
そうそう!
私も旦那とは多分ずっと一緒に居ると思いますが、それだってお互いの利害の一致と少しばかりの価値観の一致が理由です。
うーさんの生活がすこしずつでも改善され、いい方向に向かっているのを知るのは、とってもほっとします。こたつでミカンなんてぜいたく、どんどんやっちゃってください。
Re:そうそう!
今また、コタツでみかんです。(笑)
生まれ変わったら同じ人を一生の伴侶に選ぶのか、と聞かれたら、
答えはイエスかな?
ただし、もっと自分が上手く立ち回って同居は絶対にしない、仕事は辞めない、そこに尽きると思ってます。
現実は「もし」の世界は有りえないし、きっと思うようには進まないのだろうと思いますが。(苦笑)
同居20年以上経過
早く死なないかなぁ…義親。
待ちくたびれました。
Re:同居20年以上経過
ストレートな表現になんといってお返事すればいいでしょうか。
私から偽善という仮面を取れば、自ずと答えはわかってます。