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大きな家のボロキッチン

別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?

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今日、仕事から帰ると玄関がものすごく汚れてました。

泥? 小さな土のかたまりが点々と落ちてます。アプローチから続いて内玄関までずっと点々と。枯れ葉や葉っぱがちぎれたような物も所々に落ちていています。

庭で汚れた靴のまま玄関の出入りを繰り返し、それが乾いてしまったように見えました。

犯人は目星がついてます。
というよりも、三人しか住んでない家なのですから、おのずと誰が汚したのかは...。

マザオと私は庭仕事をしたら裏口からしか出入りしません。










花壇の雑草が減っていました。
何事でしょう!!
義母が草抜きをしたみたいです!!

ありえない!信じられない!!
みなさん、ごめんなさい、明日は雨かも?ですよ。(笑)

店をやめてすぐ、私は働きに出ました。
私自身は外へ働きに行くことをとても楽しみにしていたし、店や自宅にいるよりも外へ出たくてたまらなかったので、待ち遠しくもあった就職です。

今現在、マザオは閉店後の事後処理で手一杯です。情報関係で特殊分野の技術を持っているので、ごくたまに仕事の依頼もあり、ほんのわずかなお小遣い程度ですが稼いでいます。

慣れない家事も出来る限りやってくれているので、そんなにのんびり暮らしているのではないですが、周りからは「嫁さんだけが目一杯働いてる」と捉えられてる節があります。

笑っちゃいます。
私は今のこの生活が天国です。
これから地獄へ移行するかもしれないけど、今までのことを思ったら毎日が楽しくて仕方ないんです。

ですが、傍から見たうちはどうやら、義母とマザオだけがゆったり暮らして嫁は馬車馬の如く働くだけ!と映ってるようです。
だれかに何か言われたのかしら? どうしちゃったの?
でも、まあ、ざまあみろ!って気持ちです。

今までは気が狂わんばかりに時間に追われてきました。働いても働いても終らない。
こんなに働いてるのにお金もない、完全赤字の自転車操業で来る日も来る日も支払いの事で頭がいっぱいでした。今もお金がない苦しさはありますが、毎日のように銀行へ行く必要もなくなって以前のような拘束感はありません。

定休日でも気持ちの圧迫感はぬぐえず、帳簿管理、伝票の整理、細々とやらねばならないことばかりで休みの感覚はありませんでした。どこかへ出掛ければ、その時間分のしわ寄せをどこかでやらねばなりませんでした。


今は、朝起きたら身支度を整えてる間にトーストとコーヒーとバナナヨーグルトの朝食が用意されてます。
昔も今もお金ないし、朝は慌ただしいので何年もこの朝食スタイルなんです。すでに子供もいないので野菜不足だろうがなんだろうがお構いなしです。

食べ終わったら、マザオが作ったお弁当を持って出勤です。
そうなんです、年は食ってるけど、学生のころと同じ<やってもらう生活!>
超楽ちん!!

今のところ、職場は毎日が新鮮で楽しいです。
先日、同期入社組の一番手でステップアップしました。
お昼に一緒になった先輩社員の方から「順調だね」と声を掛けてもらいホッとしたところです。
これが1週間遅いと出遅れ感があるそうで、年が年なだけに一度取り残されたら追いつけないかもと内心ドキドキしてしまいました。

帰れば、マザオが簡素なご飯を(笑)用意してくれているので、まさに食べて寝るだけ。
そのうち腕もあがって、ごちそうを用意してくれるかもしれません。
あ、どんどん買物ができるような経済力がないとダメかも?です。^^;

なので、お金がない心配を除いたら
結婚後で一番楽しいかも?


今日は帰宅して、玄関が汚れている事にイラッとし、すぐに箒で掃き掃除しました。

ふと、久々に玄関を掃いたなと思いながら、余裕の無い以前の生活だったらもっともっとイラついて裏庭で義母の大切な夏みかんの木を箒でぶっ叩いてたことでしょう。

玄関の泥ひとつでいつまでもムカムカして、眉間にシワを寄せて怒り心頭だったと思います。
もちろん、マザオには義母に注意するよう言っておきましたけど、私自身の気持ちに余裕が出てきているのかもしれません。かといって、許すわけじゃないですけど。


やられたらやり返す!

まだまだ序章です!!


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とりあえず、14日までの引き落とし、支払い分は準備完了しました。
うちの最大の難関は15日と月末です。

14日までしか用意してない、出来なかったんですね。
15日分まで計算する気になれませんでした。

金額が大き過ぎて手元にあるお金を何度数えても、途中で放棄してしまいます。
数えていると手に持っている残りのお札が薄くなってきて「足りないな」と脳がおしゃべりを始めます。

いくら数えてたって足りないんだから
この厚さはどう考えても数える前から結果が見えてた
これじゃ、振り分けようがない

などなど、
「足りない」のキーワードがエンドレスで流れ始めると指は動いていても数えてないのです。
しまいには子供が数えるように1枚2枚と横移動させながら...。

とぼとぼと向かった銀行で、思いがけない入金があって少し元気が出ました。
覚悟を決めないとこの綱渡りは成功しない!、そう自分に言い聞かせました。











ダブルワークだった頃の仕事のひとつに、請け負ったクライアントの社員になりきって営業に回る仕事がありました。この仕事、大変だけど報酬がすごくいいんです。

その代わりと言ってはなんですが、すべてネット上で指示を受け、PDFファイルで報告書を送信し、報酬請求も受領書もすべてネット上で行うのでめんどくさいし、家に帰ってからもパソコンとにらめっこになるんです。それでいて、実際に報酬が振り込まれるのは2ヶ月後、足掛け3ヶ月あとになってしまうことも。

いつも請け負うかやめるかのジレンマで迷ってるうちにオイシイ仕事はなくなっちゃうんですね。
四の五言ってられないと、なりふり構わず働いた分が今月振り込まれていました。13万です。
休日返上でクタクタでしたがこうして通帳に記載されるとなんとも嬉しいものです。このお金は生活費に回します。

が、現実は厳しいです。
店の支払いがまったく足りないのですから。
たとえ、この13万を足しにしても、焼け石に水?いえ、水にもならないかも。


私はフルタイムで働いていますが、マザオはまだ店の片付けに追われています。
店の営業最終日、これをどうやって片付けるのか途方に暮れました。店内もそうですが、休憩室や裏方は長年の蓄積された荷物と汚れで片付ける気が失せそうでしたから。


落ち着いたら仕事を探すと言っていたマザオですが、思いがけないところから声が掛かりました。
お店の常連さんが、マザオへ仕事の話をもってきたのです。

「やってみない?」
と、声を掛けてくださったようです。
マザオの持ってるセンスと技術を買ってくださったようです。

跡継ぎとして、高校を卒業してからずっと畑違いの店で働いてきました。
今さらその特技を活かして就職しようと思っても、どこも雇ってなんかくれません。たまに求人に出ていても大卒の壁に阻まれます。

店しか知らない高卒の50代のオッサンを誰が雇いますか?って話ですよね。
いくら「出来る」と叫んだところで、眉唾物だと思われて笑われるのがオチですよ。
それがひょんなことで声をかけて頂き、マザオもやる気満々です。


ふたりで働けばなんとか乗り越えられるかも?

店の方は桁が違うんだから、そんなの無理!


気持ちは揺れに揺れてます。


今日も不動産屋さんからは連絡がなかったです。


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