大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
商品券で買い物をしています。
金券ショップでは千円の額面を少しだけ安く売ってます。
その差額をせっせと貯金箱へ入れていました。
あとは小銭がいっぱいになった時や気が向いた時に。
洗濯機をどうしたら安く買えるか、不毛な検索をしながら貯金箱の存在を思い出しました。
ポスティングのピザの広告を広げてザーッと貯金箱の中を全部出してみました。
パッと目につくのは五円玉と一円玉ばかりで、五百円玉はチラホラしか見当たりません。
全部で一万円弱ありました。
洗濯機購入には程遠いけど、足しにはなるでしょう。
でも今はリサイクル料とか、設置料などで一万円などすぐに飛んで行ってしまいそうです。
この間、頑張ってきた内職のお金が全部なくなってしまいます。
と言うより、足が出るでしょうね。
はあー
昨日は、珍しく早番シフトで上がりも早かったのです。
帰宅すると義母は何処かへ出掛けてまだ帰っていませんでした。
それこそ転がる様に家の中に飛び込み、取るものも取り敢えず浴室へダッシュです。
お恥ずかしながら、いつ帰宅するかわからない義母が現れる前にお風呂へ入ってしまいたいとほぼ裸同然で部屋から飛び出しお風呂場へ。
浴槽は空っぽでした。
マザオ不在で義母も出かけたままですから、そりゃそうです。
間抜けな私は寒さで震えながらシャワーでお風呂を済ませました。
お湯を張ろうとするとシャワーの出が極端に悪くなり、シャワーを優先させると今度は浴槽にお湯がなかなか貯まらないのです。
時間はないし、すでに裸になっていてはシャワーで体を温めるしか...
そうはいっても、いつ義母が帰ってくるかわかりません。ほどほどに切り上げてガタガタ震えながらボロキッチンの部屋へ逃げ込みました。
こたつへ潜り込んで冷えた体を温めてるうちにうたた寝。
気がつけば、遅番シフトの時より遅い時間です。
心なしか今日は風邪がぶり返した様な気がします。
昨日は自分の所為とはいえ、散々な目にあったわけですが、今日は今日で...
昨日張ったお湯がそのままでした。
私自身はお湯に浸かることはできなかったけど、どうせ義母が入るのだからと浴室を出る時に自動スイッチを押してお湯を張っておいたのです。
「風呂を洗う」こんな当たり前のことを知らない義母は、昨日のまま放置してありました。
「バッキャロー!◯ね、クソババア!」心の中で叫びました。
こんな惨めな生活をしながら頑張ってるのに、洗濯機が壊れたくらいで切羽詰まっているのです。
やり切れません。

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洗濯機がやばいです。
とうとう寿命でしょうか。ものすごい音を立てて脱水が始まったかと思うといきなりストップします。
内側のステンレス槽の縁のプラスチックの部分が削られた様にささくれ立ってます。
洗濯機についている水平器を信じるなら水平は保たれている様ですが、なんせ半分外で酷使されてきた洗濯機です。いつ壊れてもおかしくないのです。
でも今ですか?
また外へ置かなくてはいけません。
室内で洗濯したい...
全自動なら洗濯物を放り込んでスイッチを入れるだけ。どうせ外干しするんだから屋根があれば室外だって同じ...
義父母や小姑の洗濯から解放されて、自分達だけの洗濯がどんなに楽か!だから室外でもこっちの方がいい!
自分にそう言い聞かせて納得させてきました。
でも、そろそろ洗濯機も室内に置きたいです。
バケツをひっくり返した様な雨の日は波板の屋根の隙間から雨が伝って落ちてきます。年々、それがひどくなって跳ね上がりで足が濡れるほどジョボジョボと雨が流れる横を通って洗濯機を回す時もあるのです。
これからの季節はしんしんと冷える中、部屋から出て洗濯をしなければいけません。
古いけどこの大きな家で、ボロキッチンと狭い部屋、それに波板で囲った小さな洗濯機置き場が私に許されたスペースなのです。
裕福なご近所さんが数年前に新築された時、キッチンの横に洗面所をつなげていました。
「すごく楽よ!」
夢のまた夢。
ボロキッチンのすぐ裏にある洗濯機は壁を隔てた向こう側、段差のあるドアを超えて外なのです。
普通でいいから...
洗濯機を室内におくことが夢だなんて悲しすぎます。
ところで、最新式でなくても、乾燥機能も要らないから、でも全自動で容量は夏布団が洗えるくらいで。
いったいいくらするんでしょうか。
頭が痛いです。

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