大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
マザオのバイト先が自己破産しました。
コロナ禍で大変なことは知っていましたがとうとう持ちこたえられなかったようです。
マザオもかなり前から出張に行っておらず、私自身はすっかり忘れていた存在でした。
資金繰りの苦しさは身を以て経験しているので気の毒だなと思うのですがどうすることもできません。
どこか歯切れの悪いマザオがとうとう白状したのです。
共同出資とまではいかないけれど首を突っ込みすぎてました。
借金には慣れてたはずの私ですが冷静ではいられませんでした。
やっと大きな借金がなくなり小銭をコツコツと貯め出したところでこの落とし穴です。
どうするの!?
どんなにわめいても現実は冷ややかです。
息子たちの奨学金返済に充ててもらおうと少しずつ積み立てていた分も、
なにもかもかき集めてきました。
すっからかんに戻りました。
大丈夫大丈夫
最初はなにもなかったじゃない
いいえ、無いどころかどん底のマイナス地獄だった、
それを思えばかき集められるだけマシ!そう言い聞かせています。

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ゴールデンウィークも終わりですがやはり世の中の状態は相変わらずの印象です。
流れるニュースはコロナの事ばかりで正直ため息ものです。
かつての赤貧を思えば今の生活を感謝しないといけないのでしょうけど。
ここには自分の思いの丈を吐き出しているので読み返すとどこまでも自分勝手でわがままなのか自嘲すること度々ですが、会社では同居のあれこれを話題にしません。
同居の辛さがわからない人に共感してもらえるかわからないので。
そもそも仲の良い同僚に同居の人が少ないのです。少ないというより同居が原因で離婚した人がたくさんいます。
義家族に振り回されない自由な生活が羨ましくてなりません。
そこを聞くと、皆一様にそれだけは本当に良かった!と答えます。
やっぱり同居は!!と思わざるをえません。
それなのに、やはり一様にお金がないと嘆くことしきりです。
何を以ってしても、どんな犠牲を払おうとも、義家族から逃れたい!そんな思いで飛び出したはずが現実は大変だと言います。
思わぬ出費は生きていれば付きものです。
そういう我が家もここ最近に立て続けてトイレやボロキッチンの水漏れ、洗濯機が壊れ往生しました。
店を畳んだ直後だったら冗談抜きで、ボロキッチンのシンクで下着を洗う羽目になったかもしれません。電気も止められそうになったしお米も買えませんでした。
お金のない苦しさはよくわかってるつもりです。
同僚がお金がないと溜息ばかりついているのを見るのは辛いです。
今、私に選択肢が迫ってきたらどちらを選ぶでしょうか。
義母はいるもののそこそこ安定した生活
金銭的には苦しいが義母のいない生活
答えが出ません。
気持ち的には圧倒的に後者なのです、数年前だったら間違いなく後者を選びました。
自分で自分がわかりません。

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