大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
出勤前、トイレへ行こうと廊下へ出るとトイレの電気が付いていました。
物音もなくトイレの前にスリッパもありません。
付けっ放し族の義母がトイレの電気を消さないのは今に始まったことではありません。
昼間の明るい時でも電気をつけて、消し忘れる、流儀のように毎度華麗に無駄を残す人です。
ほんの少しのためらいの間をおいて、思い切ってドアを開けました。
最低!!
ふふっ
照れ笑いと一緒に聞きたくない音とニオイが強制的に私の体の中へ流れ込みました。
咄嗟にごめんなさいが口をついて出た私に対して、義母はなぜか余裕の照れ笑いです。
笑ってんじゃねえ!!
鍵を閉めやがれ!!
思ったけど言えないままボロキッチン部屋へ飛んで逃げ戻りました。
また廊下へ出て二階のトイレへ行く勇気はありません。この上、鉢合わせなんて最低の最低ですから。
習慣的に出掛ける前に用足しをしようと思っただけなので、トイレへ行かずそのまま出勤しました。不思議なもので、行けなかったとなると急に行きたくなるのですね。会社へついてから飛び込んだ次第です。
義母がトイレの鍵をかけないのは昔からです。
かつては小姑も私と同じような目に遭い、いい加減にして!と怒っていたこと数知れずなんです。
自宅だからって安心しきってるのか、ただのズボラか、わかりませんけど、同居してるんだからマナーってものがあるでしょ!と言ってやりたいです。
被害者はこっちだって言いたいのに咄嗟に謝ったのは私です。
おまけに帰宅したら玄関前に大きなパンツが落ちていました。
義母が洗濯物を運ぶ際に落としたんだと思います。
これ、宅配業者さんとか知らない人が見つけたらサイズ云々でなく、おばさんのパンツ=私のものだと勘違いされてもおかしくありません。
こういうことも一度や二度ではありません!
勘弁してほしい!
怒っても怒りきれないです。
本来ならでっかいパンツは庭のどこかへ振り投げてやりたいところですけど、私のものだと思われたらこれまた最悪です。仕方なく部屋の扉の前へおいてやりました。
たたみたくないけど、一応畳んで。
あーもう!
やだやだ!
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