大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
我が家のテレビ...
ぶっちゃけフォトビジョンです。
究極の貧乏生活の最中に地デジに切り替わりました。
あのカウントダウンとともにブラウン管が真っ暗になるのをマザオと一緒に眺めてました。
本当に終わっちゃったね。
乾いた笑い声が虚しく響いたのを覚えています。
クレジットで買おうか悩みましたが、マザオが義母のテレビまで気にかけているのが気に入らなくて「テレビなんか要らないよねー」と強がって買いませんでした。
しばらくして、息子の機種変でフォトビジョンをもらったのでした。
「何台欲しいですか?」
確か、そんな風に聞かれて驚きつつも二台頂けるのか聞いたところあっさりオーケーが出ました。
なんで二台なんて言ったんだろう?
義母のことなんかどうだっていいはずなのに。
そうして、映らないテレビがドーンとあるこの家で小さな小さなフォトビジョンがテレビの役を務めることになりました。
ボーナスが想定額を超えたらお父さんに買ってあげると言っていた次男です。
何をって、プレステなんですが。
ゲームはもちろんブルーレイも見れるし、
私にはよくわかりませんが二人で盛り上がってました、夏前から。
で、今回の帰省で父親へのプレゼントだと一番張り切っていたのは次男です。
ところが話しているうちに、うちのテレビには古すぎて端子がないことが判明。
この際だからテレビも買ってあげるという次男。
それはいくらなんでも..親としてやるせない気持ちになります。
が、結局、今、うちには大きくてびっくりするくらい薄いテレビが鎮座しています。
マザオと息子がはしゃいでゲームをし、映画を選んでいます。
いずれ相応のお返しはしたいと考えています。
ありがたくもあり、切なくも感じました。泣きながら出社し、欠勤しては会社に心配と迷惑をかけたあの頃の息子が頼もしくなったものです。
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この記事へのコメント
無題
親孝行してもらっても、バチは当たりませんよ
Re:無題
年越しのお返事になってしまい、すみません。
あんなに泣き虫だったのに、感慨深いものがあります。
素直に大喜びするマザオに、正直、どうよ?と思わなくもないですけどね。(笑)
無題
出勤前のひと時、ホッコリさせてもらいました。
次男さんは苦難を成長の糧にされたんですね。
これ以上の親孝行もなかなか無いかもですね^^
Re:無題
年越しのお返事になってしまい、ごめんなさい。
どうにか立ち直って?以前の明るい子に戻っていました。
自分もそうですけど、人生は山あり谷ありですもんね。一つずつ乗り越えて大人になっていくのかなあと思いました。
ありがたい、ありがたい、です。^^