大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
法事があり、自宅に和尚さんがやってきました。
さすがにこればっかりは無視するわけにもいきません。
かつては私の役目だった準備を一切しないことが唯一の抵抗です。
いつも思うことですが、普段は前へ前へ出る義母がこういった時には後ろへ引く姿勢が大っ嫌いです。
仏壇を前に和尚さんが座り、その後ろにマザオと私が並んで座りました。マザオの横には義母の座るスペースを空けてありました。
私は和室に敷いた万年カーペットの端に陣取っていたのに、義母はわざわざ入り口のカーペットのない隅へ陣取るのです。
まるで自分は控えめだと言ってる気がして嫌気がさします。
読経が終わって、お茶を用意した義母はおしぼりを一緒に添えてきました。
「おしぼりが熱すぎたかも」
独り言のようにつぶやいていたのですが、
いきなり和尚さんへ出したはずのおしぼりを手に取った義母は、広げてハタハタと小刻みに振り、あろうことかフーフーと息をかけ始めました。
ありえません!
ラーメンじゃないし!
そのうちお手玉のように右手へ左手へ、それがまるで自分の手を拭いているよう...
いくら年寄りといえど、もう理解不能です。
その後、歯医者の予約をすっかり忘れていたとかで、マザオが送って行きました。
今日は実母の通院の送迎を前々から約束していたのです。
幸い、時間が被らなかったから良かったものの、マザオが義母を歯医者へ送って自宅へ戻り、私が実家へ行き病院へ送ってから自宅へ戻り...
昼食を取る間もなく、今度は迎えです。
いちいち自宅へ戻るのがアホらしいですが、義母と同席したくないので仕方ありません。
ガソリンの無駄使いを承知で行ったり来たりでした。
たったこれだけで精神的に疲れてしまいました。
まぶたの痙攣がひどいです。
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