大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
終活しなきゃ!掛け声ばかりで遅々として進んでいません。
ひと昔前なら定年退職目前です。
店を閉じ今の会社で働き始めた時、還暦を迎える頃には夢のマンションライフと悠々自適な生活、
とまではいかなくてもゆとりライフを満喫できることが目標でした。
目標達成率どれくらいかな...
店の資金繰りでできた借金は完済できました。
大きな借金はありません。
とりあえずは明日に困らない生活ができています。
けど老後の資金は、全然ありません。
自分でひっそり定めた六十歳まではなにがなんでも働きまくる!目標はなんとか達成できそうです。
でも六十歳でめでたく退職とはいきそうにありません。
老後の資金もないし年金はまだまだもらえないし、
なによりこの家を処分して駅近の利便性の良い新たな家も探すという目標が頓挫しています。
思えば、マンション購入契約の寸前まで行ったあの時。
いろんなことに目を瞑って買ってしまえば良かったと思わないこともありません。
あと戻りできなければなるようにしかならないのだから、と思うこともあります。
反面、義母がいなくなって大嫌いだったこの家で自由を謳歌し、息子たちや来客を迎え入れるたびに思いとどまって良かったとも思っています。
気づけば毎年恒例のようにやってきた春の憂鬱を感じていません。
鈍感になったのか、それすらも気づかない老化か、
なんにしろ私は自由です!
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