大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
過去を振り返れば、今の生活は随分と楽しくゆとりあるものになりました。
不満をあげればきりがないけど、家政婦としてこき使われることも赤貧のやり繰りの苦しさも無くなりました。
外から見ると、店をやめてからは義母をマザオに託し、パート勤めのお気楽主婦に映っているようです。お気楽ねえ...
どう思われようといいんですけど、長い人生のほんの今だけの上っ面を垣間見てお気楽なんて言われる筋合いはありません。お気楽の代名詞は義母です!
外面のいい義母は、家の中でもおっとりした気のいいおばあちゃんだと思われてるのかもしれませんね。
もし、同居などせずにある程度の距離を保っていたら今のような険悪な関係にならずに済んだのかもしれません。
同居して本当に良かったという方に会ったこともないし、聞いたこともありません。
同居歴数年なら、仲良くやってますなんて聞くこともありますが。
それって心底、楽しく暮らせてるのでしょうか。
自分が苦しんだからといって、他の方が同じように感じるわけではないでしょうけど、実家のようなくつろぎを得られるなんて信じがたいのです。
時々、同居をうまく乗り越える方法なんて記事を見ることもありますが、なんと言いますか、綺麗事だと感じてしまいます。
そんなことでうまくいくなら、大勢の人が同居で苦しむわけがないと。
お互い思いやりを持って、相手を尊重し、気遣いを怠らず、線引きを決めて...
ここまで神経を使っての同居では疲れ果ててしまいます。
やっぱりある程度の距離は絶対に必要だと思うのです。
距離があって問題なきにしもあらずで、二世帯住宅や敷地内同居でも、さらには別居していても嫁姑問題は無くなりません。
それを同じ屋根の下でともに暮らすとなれば、問題が起こらない方がおかしいです。
なのになんで同居なんかするのでしょうか?
住宅事情ですか?
親の要望ですか?
うちは完全なる義親の要望だったわけで、まんまと罠にはまった私。
痛恨の極みです!
だから絶対に同居は嫌です。
同居したいという人の気持ちがわからない。
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この記事へのコメント
無題
同居に至るのは
何よりも 息子自身の甲斐性の無さが一番の理由かと。
結婚するという自覚
家庭を支える経済力
共に無いのでしょう。
自分の息子は そんな甲斐性無しにだけはしたくないですよね。
新たな 不幸な女性を生み出さないためにも。
Re:無題
甲斐性があれば別居は容易いことでしょうね。
ただその一言ではくくれない気もします。
まあ、うちのマザオは甲斐性なしですけど。^^
無題
旦那さんは自営ですが、仕事が軌道にのってないため、実家に一円もお金いれてないそうです。
ちなみに、お子さんも二人いらっしゃいます。
すごいな、とおもいます。
Re:無題
経済的に自立できなければ別居なんて夢のまた夢ですもんね。
うちも親からもらう給料では到底別居は成り立ちませんでした。当時は儲かってなかったわけではないはずですが。
仮に、無理をして別居していたら、息子たちを大学へやることはできなかったと思います。初めから二兎追えなかったのでした。
そんな人、会ったことも見たこともありません。
最近若い人で、家事をしたくないので姑と同居したいなどという人がいるとか?わけがわかりませんね。
お互いの生活リズムに触れずにいることが、なんとかお互いの精神状態の均衡を図れる唯一の手立てだと確信しています。
Re:そんな人、会ったことも見たこともありません。
私も知りません、そんな奇特な人!
でも、年配者(自分もそんな年齢ですが)の中には長男の嫁は同居みたいな意識を持ってる人はいるようです。特に商店主だったり個人経営の会社社長さんだったりすると。
後を継いだ息子が商売を見切ってサラリーマンになり家を出たのは嫁のせいだと吹聴するジジイもいたとか。子供は親の所有物じゃないって私が説教してやりたいくらいです。(笑)
無題
私の実家でも冷たい空気が流れていたのを子供ながらにわかっていたし、地区は50軒くらいあり嫁姑(舅)関係が良好な家は一つもないと昔母が言っていました。義母も舅姑にすごく苦労をしたとしょっちゅう私に話していたのに、自分が主導権を握れば嫁に同じ思いをさせている事に気がついていないのは、口うるさくない姑のつもりだからでしょうね。将来私も姑になった時に同じようにならないため今の気持ちを忘れたくないです。
Re:無題
嫁時代に苦労した姑さんの自画自賛はよく聞きますよね。
自分がされて嫌だったことはしないというなら、同居はせずに二人仲良く家庭を作ってねと言えないものでしょうか。
子育てでも同じようなこと、なきにしもあらずだと思います。実の親子でもあり得ることが他人同士で起こったら、もっと複雑で遺恨を残すに決まってます。
食卓を一緒になんて言われても返答に困りますよね。私も昔は苦笑いが常套手段でした。^^