大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
シャンパンタワーの法則を学びました。
ご存知かもしれませんが、シャンパンタワーとはシャンパングラスをピラミッド状に積み上げて
天辺のグラスにシャンパンを注ぎ、それが溢れて順々に下の段のグラスも満たされて行くものです。
このてっぺんのグラスを自分に見立て、自分が幸せならだんだんとその幸せが周囲に広がって行くことを「シャンパンタワーの法則」というそうです。
上から二段目が家族、三段目が友人や知人、四段目がお客様ということらしいです。
下の段にいくらシャンパンを注いで満たされても最上段の自分にはシャンパンは注がれませんよね。また、自分に見立てたグラスから溢れる事がなければ、他のグラスは満たされない・・・
そして、絵のグラスに今の自分がどれくらい満たされているか色を塗りました。
私は7分目?、8分目かな?、自分でもちょっと首を傾げるくらいたくさん塗っていました。
ところで、義母は家族ですか?
どの段にいるのですか?
たぶん、店をやっている頃の私だったら半分にも満たなかった気がします。
それより、反撃を始める前の私だったら?
もっと以前の子育て中の私はどうなの??
ボロキッチンが出来る前の汲々の私だったら??
色なんか塗れなかった気がします。
家政婦のような生活と義家族との関係で毎日が地獄でしかなかった私は、一時期は「死んでしまった方が楽」そんなことばかり考えていました。
出来っこないのに。私には自らの命を絶つ恐怖を乗り越える力などありませんでした。
小姑たちが嫁に行って、ほんの少しホッとしたのも束の間で、本当にいろいろありました。
私が嫁に来た時は「嫁たるもの」みたいな主張を散々聞かされました。
「もう実家は私が自由に出入り出来る家ではない」という考えも教わりました。
それなのに、嫁に行った小姑らの実家への口の出し様と勝手に鍵を持って出入りする横暴さはなんなんだよ!!
シャンパンの入り具合が三割ほどに塗られた方に質問が向けられました。
「あとの七割はなんだと思いますか?」
その方の答えは「家庭不和」でした。
私の頭の中に「同居」の文字が駆け巡ったのはいうまでもありません。
ご主人か、お子様か、実際はどんな問題か知る由もありませんけど。
私の隣の同僚が私にささやきました。
「あなたのは何?」
口をついて出た答えは「婆!!」
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この記事へのコメント
無題
でも、同居じゃなかったら幸せだった?と聞かれたら『それはわからない(^^;)』としか答えようがないなぁ~(^。^;)
シャンパンタワー(´ー`)うまいこと考えますなぁ
同居でも、そうでなくても結局は自分次第なのかな?
Re:無題
私の答えには『かも』が無いんですー。^^
同居で幸せなんてあり得ない、考えられないからです。
まれにいらっしゃるんでしょうけどね、同居で幸せって方が・・・
そうなんですよー、シャンパンタワーの法則では、
他人は変えられないから自分が変わって満たそう!みたいなお話でしたよ。
同居って一筋縄ではいかないから、どう手綱を引くんでしょうね?
同居について
日々ブログの更新を楽しみにしています。
これを読んで、同居生活の憂さを晴らしている人、たくさんいるんじゃないんですか?
ともかく理屈じゃなくて感情的に同居はストレスが溜まる物と言う認識です。
耐えてるうーさんは素晴らしい!!と思います。
すこしずつ憂さを晴らすのは、ストレス解消で当たり前ですし、それをしないと心身の悪影響がでます。
ご自愛くださいね。
Re:同居について
一緒にうさを晴らしてくださればブログ冥利に尽きるといったところでしょうか。^^
違う環境で育った人間がひと時もたゆまずにお互いを尊重し譲り合ってくなんて、人間業ではないのかも?
グラス八割は自分でもびっくりしましたが、少しずつ環境も変わって反撃も開始した効能かもしれませんね。
がんばりまーす!
無題
Re:無題
わー、話を聞いた時に私もまったく同じ事を考えましたよ。
ですよね!(笑)