大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
二組の家族が入れ替わりで来るとなれば、その大変さは想像がつきます。
いっぺんに大勢も大変ですが、入れ替わりとなれば二度繰り返しとなるわけですから。
案の定、マザオのてんてこ舞いする姿には小さな同情が生まれました。
息子たちの前ではそんな素振りは見せないものの、お接待から解放されて夜布団に入ると泣き言まがいの愚痴が!
たかがこれくらいで?
自分の家で、自分の息子たちじゃないですか
決定的な出来事は延々続いたお接待地獄の最終夜に起こりました。
息子のリクエストでマザオが用意したプリン、いつもと違ってちょっとアレンジしてあったのです。
それはそれで美味しかったのですが、息子が言ったのは「お父さんのあのプリンが食べたいなあ」
いつもの普段通りのプリンで良かったのに、良かれと思ってアレンジしたのでしょう。
「あれ?ちょっと違う」「いつものが食べたかったなあ」
息子も悪気はなく何気に言ってしまったんだと思います。
事実、美味しいけどちょっと微妙でした。
「一生懸命やってるのに嫌になっちゃった」
私とふたりきりになると心底疲れた様子で言いました
いつも通りで良かったのに
かつての私はこんなものじゃなかった
盆暮正月に実家へ行ったことなんかなかったし、奴隷のように徹夜で働きましたけど!

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