大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
駐在中の奥様を駐妻(チュウヅマ)と呼ぶらしいです。
何気に見ていたテレビで、駐在中の奥様がどんな生活をしているのか、どんなおうちに住んでいるのか、取材していました。
普段はテレビを見ない私ですが、思わず見入ってしまいそうな内容でした。
駐妻...、小姑がまさに真っ只中です。
何かを察したのか、マザオが「テレビ見てる?消そうか?」と聞いて来ました。
見ていようが見ていまいがずっとテレビを点けっぱなしにしたいマザオが、普段はテレビに関心を示さない私に。
なんでよ?
そう思いましたが、口から出たのは「消して。」でした。
私の住んでるところは田舎ではありますが、田舎ゆえに本社が存在する大企業の社員さん家族がたくさん住んでいます。必然的に周囲には駐在経験のご家庭がいっぱいですし、息子たちの同級生にも帰国子女の子がいるという環境です。
駐在生活がどんなに優雅かは、テレビを見なくともある程度は生の声で知っています。
もちろん大変なことも多々あるでしょうし、日本にいては分かり得ない苦労もあるとは思います。
でも、でも...なのです。
駐在経験をして帰国して来た友人が言いました。
「何がいいかって親戚縁者との煩わしさが何もないこと!」
この言葉が忘れられません。
家族単位で行動し、せっかくだからと海外に居ながらそこからの海外旅行が私たちの温泉旅行感覚。家のリビングに白いブランコを置いたとか、休みの日はホテルで食事が定番だとか。
それでいて貯金を意識しなくとも自然と貯まるなんて!
私にないものばかりです。
あまりの雲の上の話にピンと来なかった駐在生活の話ですが、小姑が駐妻となってからは...
そうです、嫉妬です。
今回のテレビはそんな現実を決定づける内容でしたしね。
モヤモヤした気持ちが吹き荒れる空模様と一緒です。
そんな私の様子を嗅ぎ取ってテレビを消したんだと思います。
マザオの好意?も実は余計に苛立たせたりもしてるのですけどね。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
PR
この記事へのコメント