大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
今日もお抱え運転手のマザオは義母の予定に合わせて出掛けました。
珍しく準備ができてマザオと同時くらいに玄関に出てきた義母の話し声に天気以上のどんよりさが漂ってきました。
「あなた達、今日は出掛けるの?」
関係ないでしょ!!と叫びたくなる私はヒステリーでしょうか。
義母の都合でマザオは時間を合わせて支度してるわけで、これから送っていくという時に私やマザオの予定を聞いてどうするの!と思ってしまいます。
良好な関係なら何気ない会話で終わるのでしょうけど。
全くもって煩わしい存在です。
現状を招いたのは私自身ですけど、立ち切る勇気はありませんでした。
同居に限らず、モラハラ夫やありえない義実家との関係を書いてるブログはとても多いですけど、皆さんそれぞれが我慢して均衡を保っているようです。
私もそうですけど、他の方から見たら歯がゆいことしきりだと思います。
自分のこととなると出来ない、不可能なのだけど、人様のことは「我慢しないで!」となってしまうのですよね。
私もこの家から逃げることができなかった...
離婚という手段もあったけど選択肢にはなかった...
なんでそこまで我慢して?
そんな思いが伝わるコメントもいただきますし、もっと自分を主張すべきだというアドバイスもいただきます。
それが出来たら苦労しないのです。
こんなことを言ったら身も蓋もありませんが、思うがままに行動できたら悩みなんかなくなりそうです。
実親のことを思うと、
子供のことを思うと、
手に職もない自営業の主婦が独り立ちできるのかという不安、
折り合うところを見つけられずにずるずると深みにはまっていきました。
結婚が決まった後で出た同居話の時に回避できたかもしれません。
でも、当時の私は遠まわしのささやかな抵抗しか出来なかったのです。
その後のこの家を建てる時、完全同居解消を提案出来なかった私です。
そして、ボロキッチンを作る案が出た時、そのお金でアパート住まいをしていたら?
いつも自分で茨の道を選んでしまったかもしれません。
私の性格は気の強い方ですが、どうして拒否できなかったのでしょうね。
虚勢を張ってるけど、本当は臆病者なのかもしれません。
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この記事へのコメント
多くの人がそうだと思います。
人付き合いにしても、嫌いな人でも会えばにっこり笑うのが常識的な対応だと存在意識が告げます。そして、やっかいなことに物事はすべて良い面とそうでない面があります。もしかしたら、義母さんにも良いところが探せば一つくらいあるかもしれませんしね。私の姑だって、さっぱりした気前の良い人でした。隣のおばさんだったら、仲良く出来たかもしれないと今でも思うときがありますから。
流れで今に至った人なんて、そこらじゅうにいますよ。私ももちろんその一人です。離婚や別居って、ものすごいストレスとエネルギーを必要とします。我慢すればどうにかなると思っている人を根性や勇気がないと批判する人だって、じゃああなたはどお?と問われれば、いろいろと検討してしまうのが普通です。
そして、そんな思いこそがストレスなんですから、この場で発散するのは、とってもよい対処法ですよね。
ネット時代もそう悪くありませんよね。
どんどん嫌なことは発散してください。
毎日読んで、共感してますよ。
Re:多くの人がそうだと思います。
いつも後押しを頂いて、嬉しく思っています。^^
なんだかんだとグズグズ言いながらも最終的には自我を押し通す、
そこへ批判が来れば、強気な私が顔を出しつつ内面ではへこんだりと忙しい私です。
何事も一刀両断で即決できるものでもないし、結果に不服がない人などいないと思います。
悩みなどない人などいないですしね。
現状に満足しなければバチが当たるみたいな強迫観念がどこかにあって、それでいて今まで苦労したのだから少しくらい許されるという甘さも相まって、じりじりと気持ちがブレまくってます。ブログで発散できてることがストレス解消につながってます。^^
無題
わたしは、現在、平日9時から3時までのパート事務員です。夫の扶養家族です。
がまんできないことがたくさんあっても、もし離婚したら、私の経済力では子どもに今までどおりの生活をさせてあげることはできません。希望の進学もさせてあげられるかどうかわかりません。
だから、がまんして、この家で暮らしていくしかないのです。
宝くじを当てて、家を出る妄想をはじめると、とまらなくなります。
夫は、家族にやさしく、普段は不満は無いのですが、
マザコンファザコン気味で、この家のあとを継ぐことにたいして、異常に執着があり、ついていけない面があります。私にしてみれば、この土地と今住んでいる家、義両親の家など、それほどの価値は見出せないのですが。
円満に相続するために、義弟、義妹の家族のもてなし、義両親の世話など強要され、いやな思いをしています。親戚が集まるときなど、私だけが奴隷のようで、うーさんのむかしのホームパーティーの話は「私だけじゃないんだ」と思えて、涙を流しながら読ませていただきました。
この家から出て行くことはできそうにないけど、義両親、夫よりも長生きして、あとかたもなく売り飛ばしてやろうと妄想しています。
私たちの家族旅行の日程を子どもから聞き出し、私たちの居るときに義弟一家の帰省の日程を組む義母です。
義弟一家は、年末年始と夏休み、それぞれ4泊ずつ泊まり、その間の夕飯はすべて私が作っています。
私がいないと食事の支度が大変なので、私たちの旅行の日程を必ず聞いてくる義母と今日の予定を聞くうーさんのお義母さまが重なってしまいました。
私も、この家から逃げることができません。
いつも元気をいただき、ありがとうございます。
これからもよろしくお願い致します。
Re:無題
今の私はフルタイム、身分こそパートタイマーですが正社員の方の話を聞きますと同等かそれ以上のお給料のようです。違いが出るのはボーナスや福利厚生ですが、普段の生活であまり不便を感じていません。今まで無給同然だったからかもしれませんが。^^
それでも、子供を抱えては暮らしていけないと思います。単身で借金もなければ細々とやっていけるかもしれないですが。
だから吹っ切れないのですよね。
自分さえ我慢すれば子供たちは...
自分たちだけの時代になれば自由が...
そう思いながら我慢し続け、私は五十をとうに超えてしまいました。まだまだ頑健な義母と闘い続けなければいけません。はあー
きっと、いつか夜明けが来ると信じて、お互い頑張りましょうね!^^
無題
側からみたら歯痒いほどの我慢
でも 自分が実際その立場だったら
果たして すっぱりとあれこれ断ち切れるものか…
私もよく回りから なんでそこまで我慢するの?と問われます
が 実は自分が一番 なんでかはわかってません。
Re:無題
なんでって言われても...、本当ですね。
過去の自分を叱ってやりたい衝動に駆られます。(笑)
でも逃げ場がない状況で戦う勇気はなかったのです。
義母がこわい、小姑がこわい、身を守ることが精一杯で...
それが家政婦として必死で家事をこなすことでした。
何度か戦ったことはありますが、居心地が悪くなって家の中を怯えながら過ごすという結末でしたからね。
非公開コメントの方へ
介護で自由な時間がないと、大変な毎日頑張っていらっしゃっているようで尊敬します。
私自身もがんじがらめの生活から自営脱出、パートへ出られたことは解放された気分です。
同居嫁なら、考えることは同じだと思います。
人としてどうなの?そんな倫理観を振りかざされても毎日の苦しさから求めてしまうのは仕方ないことだと思います。
私もやっと「今」にたどり着きました。
お互いに自由を勝ち取るまで健康で頑張りたいですね。^^