大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
昨日、届いていたお寺からの封書。
黙って義母のレターボックスへ入れました。
結婚してから、当たり前のように仏壇にあげるお膳の用意は私の仕事でした。
うちで行われる法要の準備は私の仕事だけど、お寺で行われる参加型のものは義母が前面へ出ていました。
いつだったか、義母から「私も歳だからそろそろ交代してほしい」と言われたのです。
お寺での行事には私が参加しろってことです。
はっ!?
交代って何ですか。
日頃から「先祖ごとは何をおいても」の義母が交代してくれって...
当時、義母はまだ六十代で元気ピンピン、毎日どこかへ出掛けまくっていました。
子供に手がかからなくなったとはいえ、食べ盛りの息子らがいて、家業もあり、毎日が目の回る忙しさの私に、よくもまあ図々しく言えたものです。
お金は出さないくせに口だけは出しまくり、講釈だけはいっちょまえの義母が、お寺の行事参加にノーを突きつけた瞬間でした。
そんなの、私だって嫌に決まってる!!
それにそういうことって年功序列なんじゃないの?
この時はマザオがそれはおかしいと説得し、実際どういう人が参加してるのか義母に聞いてみれば、やっぱり檀家の長老が多いようでした。
そんな中、うちだけが健康体の義母を差し置いて嫁が出るって変だと思わないのでしょうか。
どこまで人に押し付けるのやら。
私の警戒心はますます強まり、小姑の出戻りや義父の闘病を経験し、紆余曲折あって、今では仏壇にほとんど近づかない生活になりました。
それが、近々、自宅で法要が行われることになりました。
義父の十三回忌です。
お寺からはもっと早くに連絡が来ていたはずですが、義母のいつもの直近まで動かずに土壇場になって騒ぎ出すパターンですね。
罰当たりかも、いいえ、罰当たりでもなんでもいいです。
はあ、気が重いです。
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