大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
近々、義母方の叔母が泊まりに来るそうです。
「何しに?」
私が発した第一声です。
しばらく訪問がないのでと安心していたら、いきなり、泊まりに来るなんて。
最悪です。
日帰りできる距離なんだから帰れよ!
それより二人揃って旅行でもなんでも行けばいいのに!
よく考えてみると、私自身は友達を自宅に招いたことがほとんどありません。
商売屋の同居嫁にそんな余裕も度胸もありませんでした。
休みの日だってお昼の支度や銀行回りに追われたし、自分がお茶を飲むだけですら気を使う生活に訪問客なんてありえません。
それはボロキッチンができてからも同じでした。
たまに通りがかりのセールスのように顔を出してくれる友人はいましたけど、ゆっくり座ってお茶を出すような感じではなく、立ち話でした。
子供達にもその余波は及んで、呼ぶなとは言われませんでしたが、あまりいい顔をしない小姑や生活時間のずれた義父、いろんなことが重なって、うちに子供達が集まるなんてことはほとんどありませんでした。
私自身が保身のために「外で」遊ぶよう、しきりに言ったからです。
申し訳ないことをしたと今更謝っても、子供時代へは戻れませんから。
同居って我慢の連続で、やっと出口かと思った頃にまた何か事やってきてため息です。
いつやってくるのか、いつ帰るのか、逐一確かめて、私も自分がなるべく家にいないようスケジュールを立てたいところですが、なかなか聞くことができません。
ほんっと、煩わしいことばっかりです。
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