大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに！ ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ？
マザオの出張で早朝から駅へ送って行きました。
出張先が息子のところに近いので中日に会いに行くかも、と言いながら出掛けて行きました。
こんなことに勝ち負けなどありませんが、なんとなく疎外感を感じて複雑な気持ちです。
普通に生活していたら何かにつけて「母親」でしょうけど、今は私が外で働いてるのでいつでも連絡が取れるマザオとのコミュニケーションが増えました。
その代償が、義母と留守番です。
はあー
家政婦だったあの頃はとにかく時間と仕事に追われて幼い息子たちを構ってやれませんでした。公園デビューなんて言葉もありませんでしたが、デビューどころか外遊びをさせた記憶がほとんどありません。
外へ出るのは買い物と洗濯を干す時くらいでしょうか。買い物だって車ですから。
あとは庭先で遊ばせるくらいがせいぜいで、外遊びをしないまま幼稚園へ上がりました。
幼稚園から、混成遊具や滑り台を怖がってやらない、ブランコが漕げない、砂場や泥を嫌がって一人ぽつんとしている、こんな連絡が来て愕然としました。
でも、息子が幼稚園にあがってからは店のこともやらねばならず、私の仕事量は増えるばかりで公園に行って練習させてやることもできないまま小学生になりました。
小学校の先生からも似たような連絡をもらってしまったのです。
ベテランの先生が多くの一年生を見てきた経験からうちの息子の運動音痴ぶりはただ事では無かったのでしょう。外遊びをさせてあげられなかったことをただ悲しく、ショックでした。
店へ出るようになってからは、子供達が休みの日のお昼ご飯でさえお弁当を置いておく生活でしたから、早朝や暗くなった校庭で車のライトで照らしながら練習した日を思い出します。
本当に切なかったです。
運動音痴でなく、私の育て方の問題だったから。
気がついたら普通にこなせるようにもなっていました。部活動でもレギュラーとなり、中学時代は生徒会の体育委員長でした。
これはまさに私が家の中で放ったらかしで外遊びさせなかったからだと自分を責めたりもしました。自分のストレスを子供にぶつけて怒鳴りつけたり、物を投げたり、とんでもない母親でした。
中学、高校と大きくなってからはお金がなくて月々のお小遣いが滞りがちで誕生日も記念日も何もしてやれませんでした。
自分の家の店でバイトしたお給料さえも許してもらったこと多々あるのです。
生活が落ち着いた今、息子は手元にはいません。
多額の奨学金を抱えたまま社会人になった息子たち．．．
次男は休職という難局と戦っています。
のほほん義母と同じ屋根の下、これから数日間は私も孤独な戦いをしなければならないと思います。
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プロフィール
ＨＮ：
うーさん
性別：
女性
自己紹介：
夫マザオと結婚して銀婚式は通り過ぎた５０代です。
別居のはずが完全同居にすり替わり、新築した家も完全同居型。心を病んで、実家の援助で簡易二世帯へ改装。
ふたりの子供は巣立ち、まだまだ健在な義母との三人暮らし。
ハアーな日々の愚痴日記です。
別居のはずが完全同居にすり替わり、新築した家も完全同居型。心を病んで、実家の援助で簡易二世帯へ改装。
ふたりの子供は巣立ち、まだまだ健在な義母との三人暮らし。
ハアーな日々の愚痴日記です。
この記事へのコメント
そんなに
きっと優しいお子さんたちですよ。
歯をくいしばってがんばった母親のこと、ちゃんと見てくれてたはずです。
もっと自信持ってください。
2人の宝物があることは事実なのですから^_^
Re:そんなに
ありがとうございます。
どんな家庭にも、どの親子にも紆余曲折あるとは思うのですが、子育て卒業と思った今頃になって問題噴出でナーバスになった部分もあるかもしれません。
こんな親でも親孝行な息子たちに感謝しなくてはいけませんね。＾＾
無題
思う通りに子育て出来なかった辛いお気持ちわかります。
息子さんは、必死に働いて家族を守ってきた背中を見てますよ。
Re:無題
反面教師だったかもしれませんが、お互い自由を尊重しつつ、親子であっても気遣いのできる間柄でいたいものですね。今できることを精一杯、少し引いたところから応援してやりたいと改めて思いました。
ありがとうございます！＾＾
はじめまして…
はじめてコメントさせてもらいますが、似たような状況、心情に度々自分を重ね、気持ちはいつも隣でした。
手を取り合い、思いの全てをさらけだし、語り合えたらと、いつもいつも思ってました。
悔しさも悲しさも、全て手にとるようにわかります。
昔よりは強くなった！涙より先に怒りに震え、細やかな抵抗を試みるも、顔色うかがい、一語一句に怯え、陰から様子を伺って、いまだに姑前にビクついてる自分がいます。
悲しいかな、嫁と姑の関係は、どんなに姑が年老い弱ったとしても、一生この状態なのでしょうね。
すみません。今回のブログの内容とからそれてますね。
子育てに関しても同じです。私も時間を取り戻したい気持ちでいっぱいです。思うように出来なかった事、十分してやれなかったと納得いかないかった事たくさんです。我が子の事なのに、なぜか姑に遠慮したりも…
子供に八つ当たりもあります。思い返すだけで、胸が苦しくなるほどで、情けないです。
窮屈で、理不尽な事が多く、辛い思いをさせたと、悔やんでも悔やみきれない気持ちでいっぱいです。
時間を返せ‼︎どうにもならない恨み事をすべて姑にむけたところで…解決するどころか、目の前にするだけで、新たなストレス、イライラが身体中から湧き出るだけです。
同じです。
でも、大丈夫ですよ。
息子さんたち、ちゃんとわかってくれてますよ。
お母さんが必死に、歯をくいしばって、頑張ってきた事を。
ちゃんと見てたはずです。
すべては生活するため、自分たちを守るために一生懸命だったと。
お母さんの強さ優しさ、全部知ってます。
だから、優しい気持ちを持って成長されたじゃないですか！
お母さんを見て育ったからですよ。
素敵な息子さんたちのお母さんですよね。
自信持ってください。
自分を責めるのはやめましょうよ。
せつなくなります。
話したい事がありすぎて、内容が大きくそれた所もあり、ごめんなさい。
文章が苦手で、機械音痴。ブログとか無縁の生活してますが…
話がしたいとずっと思ってました。
少しずつ、少しずつ、お話できればと思ってます。
ひとりじゃないですよ。
大丈夫です。
Re:はじめまして…
ここには私が書き散らす愚痴を拾って「同じだよ」「私も」と言ってくださる方がたくさんいらっしゃいます。
いつもいつも励まされ、なにか事にアドバイスをいただき、背中を押してもらい、温かく見守ってくださっています。
ひとりぼっちだと思い込み、こんな悲惨な結婚生活をしてるのは自分だけと思ってましたが、いるんですよね。いつの世も嫁の悩みは尽きないのだと思います。
私の生活はずいぶんと良い方向へ変わってきました。
一息つくごとに問題なきにしもあらずですが、どうにかここまで来たのです。
あとは心の問題だと自分でもわかってはいるのですけどね、そこが一番難しいところなのでしょう。
気持ちを吐き出すことはすごく楽になります。
今日よりも少しでも楽しい明日を、明るい先を、そう思って頑張ってます。凹んだりいつまでもくよくよしたり、成長のない私ですが二年前、一年前とは全然違うはずです。
一緒に踏み出しましょう！
偉そうなこと言えないんですけどね。＾＾
子供の立場から
母親は頼って欲しい時期や甘えてきて欲しい時期があったのでしょうが、どう甘えていいのか分かりません。物心ついてからは友達や男性にも頼れません。
子供を産んでからは親を恨む気持ちは消え、心淋しかった幼少期の記憶を埋めるように、子供に構っています。ただ一言、母親から謝って欲しかったです。淋しい思いをさせてごめんね、と。
Re:子供の立場から
それぞれの家族、親子にはそれぞれの形があって、どの形がいいとか悪いとか単純な物差しでは計れないものだと思います。完璧な形など想像がつかないダメ母だった私ですが、自分なりの愛情は注いできたつもりです。きっと、あなたのお母様も深い愛情をお持ちだったのではないでしょうか。
親の心子知らず、その逆も然りだと思ってます。今までのわだかまりが解けて楽しい時間が過ごせますように．．．。＾＾