大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
朝から出掛けたのか、様子をうかがいつつ廊下へ出ると義母の気配はありませんでした。
今日は久々の晴れ予報の公休日でした。
が、朝起きると空はどんより、天気予報に雨マークがついてます。
部屋が片付かなくてうっとしいです。
つい数日前まで肌寒かったのに、いきなり猛暑。
ずっと雨模様で、布団は干せないし、せっかくしまった長袖をまた出したり、晴れたら洗おうと思って積み上げたままの間服が目障りです。
それでも、まだ降らないうちにと洗濯機を回しはじめたら降ってきました。だんだんと雨足も強くなり本降りの様相です。
あーもう!
洗いはじめたら後には引けないので部屋干しにして扇風機の風を当ててると晴れ間が出て来ました。
急いで出して、また降り出して慌てて取り込み、また外へ出す、の繰り返しでお昼になってしまいました。
朝から洗濯もしないで出掛けた義母、義母の居ぬ間になかなか出来ない外干しを思いっきりやろうと思ってたのにうまくいかないものです。
お昼過ぎからは雨もなく、本当に蒸されているような暑さに閉口しながらもシーツを洗い、お風呂掃除、そしてトイレの神様の降臨を願って一生懸命磨きました。(笑)
夕方から芝刈りもがんばってヘトヘトです。
長雨で手つかずだった、義母の言う「私が管理する」花壇は見事に草ぼうぼう!
へえ、立派に管理されてますこと!!
マザオが出て来て、繁り過ぎたアジサイや南天などばっさり切り落としてくれました。
まだまだ伐り足りない、もっとバッサリ伐って!
私の声に反応してマザオが大胆に、どんどん小さくなって風通しの良くなった木々がすっきりです。
一時間ほどでへとへとになり、続きは明日にして終わりました。
明るいうちに帰ってきたら、義母はまた「切っちゃった!」と甲高い声で叫ぶのでしょうか。
今の、必要最低限しか口を利かなくなったバトルの発端は、庭の手入れです。
性懲りもなく同じ発言をしたら
「管理も出来ないくせに文句言うな!」とでも言ってやろうか、
「死んだらこの雑草はどうするんだ?」とトドメをさそうか、
思うだけならどんなにすごいことも言えちゃうんですけどね、実際はなかなか言えない小心者です。
七時前に帰ってきました。
まだ日はあります。
庭は見えてるはずですが、なにも言わないみたいです。
もしかしたらマザオには言ったのかもしれないですが、私は知りません。
義母の大事にしてるアジサイもボケもバッサリ切ってあるのが一目瞭然です。
ツワブキにいたっては芝刈り機でガーっと...
知ったこっちゃない。
昔、裏庭に置いてあった小学校の朝顔の鉢を捨てられたんだから。
必死で探す私に「片付けないのが悪い」って言ったでしょ!
二十年経ってやっと仕返し出来た気がしました。
あーすっきり!!
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この記事へのコメント
無題
私も頭の中では、ものすごい暴言と罵倒を吐いてるんですが、実際にはなかなか口にはできません・・・私達は、まだまだ理性が働いちゃいますよね。どこぞの義母達とは違って・・・
でも私も、最近は、やられたら1.5倍くらいで返すようにしてます。
やられっぱなしじゃからだが持ちませんもんね。
Re:無題
義母のように自由気ままに自分の思い通りのまま生きてたら、そりゃあ、心身ともに健康でしょうね!
ストレスなんてどこ吹く風の根性が羨ましくもあります。!?