大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
私にしては、かなり思い切った買い物だったブラックフォーマルの出番がまたまたやってきました。
本来の目的とは少しばかりズレた目的での使用頻度が増してます。
そういう年齢なのですよね。
ブログを読み返して、そういえばそうだったと我ながら笑ってしまいました。
たった数ヶ月前のことが遠い昔に感じられます。
ついこの前、マザオと買い物へ出かけました。
サングラスが欲しかったのです。
差し込む日差しがまぶしくて、運転中などサンバイザーだけでは目の老化をカバーしきれないのです。
千円程度の安物で良かったのですが、実際に選んでいるとやはり値段の違いは如実に表れている気がします。
千円、二千円、三千円と、価格帯の違う物を並べてウンウン唸る私にマザオは言いました。
「好きなのを買えば?」
本来の目的のサングラスを買う前に、半額の帽子に足を止め、七割引のシャツを見比べて唸り、やはりここでも唸る羽目に。(笑)
ブラックフォーマルを買った時に、その前の何十年ぶりかの洋服を買い求めた時にも見せたおどおどして挙動不審な姿は多分なかったと思います。
まだまだ道半ば、借金返済に一定の目処がつくまで我慢!と思う反面、
今を通り過ごしたら本当のおばあさんになってしまう!と都合の良い理屈をこねる私。
結局、帽子もシャツもサングラスも買ってきたのでした。
そこへ届いた訃報です。
この知らせが買い物前だったら、きっとどれも買わなかったでしょう。
お財布の中には二千円しか入っていません。
お通夜へ行けない友人の代参もあるので、銀行へ行って用意しなくては...
店をやってた頃には考えられない事態です。
買い物なんぞもってのほか、お通夜ともなればわが身の懐事情に泣きそうな気持ちになりました。
通帳は、あって三桁の残高かマイナスが当たり前でしたし。
それにしても義母は元気ハツラツです。
今朝も今夜も、開けた窓から、いつも通り電話とは思えない大きな話し声が聞こえてきます。
そういえば、義母は冠婚葬祭など交際費は店のお金からといって請求してきたんだっけ!
千円二千円で悩み、突然の出費にうろたえる私、つくづくアホらしいと思います。
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この記事へのコメント
無題
敏感な私は
あまりの勘違いに・・・
なんだか、申し訳ございません。。。
Re:無題
紛らわしいタイトルで、こちらこそ、ごめんなさい。
うちは...、まだまだ当分、先は長そうです...^^