大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
今朝、窓を開けると風に乗って聞こえて来た声
「開けといてね。」
どこのお宅かわからないけど、お出掛けかしら?
「開けといてね。」
二度目の声です。
間髪入れずに「そこ開けといてー。」
しつこいー(笑)
おばあちゃんの家にお孫さんでも来てるのかしら?
うちがまだ商売をしてた頃はその関係上、生活サイクルが個々にズレていました。
小さな子供がいるのに生活音に気を使う毎日で、常々ドアの開けっ放しは禁止でした。
ドアの開け閉めだけでも神経を使い、幼子が勢いで開けたり閉めたりすれば母親である私が怒られたのでした。
年月とともに生活形態や家族構成が変わり、義母が廊下と自室のドアを開け放つ事が多くなり、それを許さない私との間でドア開閉バトルがひっそりと繰り返されていたのでした。
そして、店をやめることになり、ブログを立ち上げ、反撃開始の決意を固めてから、ことさらに義母との境界線を強めた私がまず苛立ったのはドアの開け放しでした。
マザオに、「今更、室内ドアを開け放しにするなんて絶対許さない!」とヒステリックに文句を言ったのもこの頃でした。
気がつけばドアが開いてることは、ほぼなくなりました!
たまに開けっ放しだとあからさまにバーン!って閉める鬼嫁が登場しましたしね。(笑)
今朝のご近所さんの声はそんな回想でつい聞き入ってました。
すると四回めの、「開けといて、そこは開けとかないと。」
さらに、「風の通り道だから。」
ほんの少し間があって、「誰も来ないから!」
語気が荒くなってきました。
これは子供相手ではないかも...
私の耳はダンボになって聞こえるはずのないもう一人の声を聞こうとして網戸まであけて窓際に立ちました。アホですみません。
このあと何回吠えたのかわからないくらい聞こえた声の主はひとりだけでした。
「開けといてったら開けといて!」
捨て台詞でしょうか。
「開けといてよっ!」のあとに「行って来るから!」、出掛けたのは声の主さんでした。
相手はだれよ?
お嫁さん?
嫁に出た娘?
普段から一緒に暮らしてる相手ではなさそうでした。
たかがドア一枚で..
って、私もドア一枚で泣いたり怒ったり、人のこと言えた義理ではありませんが。
笑って聞いてられる今が来るなんて想像出来ませんでした。
今日は泣き虫次男の買物に付き合いました。
足が痛いですけど、気持ちは晴れやかです。
いろんな話をしてくれる次男は少しだけ大人になって、あのスランプから抜け出したようでもありました。
「この子はあと二ヶ月くらい経ったら、またお母ちゃーんって泣くぞ。」
会社の人にからかわれたそうです。
「コインランドリーはもう勘弁して!」
「じゃあ、大きい洗濯機、買う?」
アホな親子の会話がありました。

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この記事へのコメント
無題
こころにとても柔らかな風が吹きました。
疲れて...、眠くなってきました。
Re:無題
そしてお疲れ様でした。
嫁の労働あってのお盆、なんとかなりませんかねー。
田舎にある小正月のような夏休みが嫁にも必要ですよね!
いよいよお盆休暇が明け、またじっと連絡を待つ身となりました。(笑)
今度こそ、そう思うとドキドキが止まりません。
今少しお待ちくださいね。^^
非公開コメントの方へ
気持ちのアップダウンが多いこのブログですが、息子が登場すると私の気持ちにリンクするのでしょうね。
一山越えたように思える次男とちょっと上から目線の長男と、子供の頃とは違った家族団らんが過ごせました。
いよいよ、盆休みが明けますね。
私もドキドキです。^^