大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
年賀状を出しがてらお餅を買いに行く!?
そうです、義母の用でマザオは出掛ける支度をしていました。
こんな日常の雑用は年中自由な自分でやってもらいたいものです。
年賀状を用意するのも、印刷するのも、そして投函までも、すべて人の手を帰りなければならないほどお困りですか?そんなはず、ありません。
毎日のように何処かへホイホイ出かけているのですから。
お昼過ぎには夫婦で挨拶のためのちょっとした訪問予定があったので、それまでには帰ってくると言っていたマザオ。
ひとつ屋根の下のことですから、言わなくても手を取るように義母の出遅れがわかります。
鍵がない!
毎度の人騒がせなだらしのない義母です。
言っておいたのに!
早くしろ!
苛立つマザオの声が聞こえて来たのは「行ってくる」のセリフから随分と時間が経ってからです。
ただの雑用にそんな支度の時間が必要ですかね?
もうババアなんだから着飾ることも厚化粧も必要ないでしょうに、ただでさえ約束の時間を守れず待たせた挙句に「鍵がない」と大騒ぎです。
「車で待ってるから!」
さすがに呆れたのでしょうか、義母を放り出して車へ乗り込んだようです。
今日は風さえ避ければポカポカ陽気でしたから。
私はしばらくコタツで丸くなってボロキッチンの部屋から様子を伺っていましたが、さすがに出掛けたのかなとも思える二十分後、突然バーンという激しい室内ドアの音がして義母がドタバタ出て行くのがわかりました。
二十分って、待っている時間だと相当長く感じます。
毎度のこととはいえ、あれ、気がつかない間に出掛けたのかな?と思ったくらいでした。
私自身が実害を食らったわけではありませんが、とてもイラつきます。
最初は少々怒っていても、すぐに仲良し親子の会話を弾ませてるマザオを見ると余計にイラつきます。
平気でへらへら笑って世間話をする義母にはもっと怒りが込み上げます。
が、どうしようもありません。
部外者の私がひとり勝手に、関係ないのに、怒っているだけなのですから。
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