大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
雑草の勢いがすごいです。
肌寒い雨空かと思ったらかんかん照り、この繰り返しで育ってほしい植物は今ひとつなのに雑草と庭木は元気のような気がします。
あまり大きくならないうちになんとかしないと...
ここ数日はマザオも庭木の枝払いに精を出していました。
これくらいかな、と確認するマザオへ「もっと、もっと小さくして」と注文をつけるのは私です。
すぐに大きくなって目障りな庭木、バッサリどころか本当なら切り株にしてもらいたいくらいです。
足が弱って段差に苦労してる義母がのこのこ庭へ出てきました。
確かに足取りはおぼつかなくて、驚くくらい衰えが見て取れました。
ついこの前まで元気すぎるくらい、雑草にも負けないくらいの勢いがあったのに。
義母を見ていると、私だってあっという間に衰えて自由を満喫しないうちに身動きが取れなくなるんじゃないかと思えてきます。そうなるのが怖いです。見えない先のことを考えて悔しさでたまらなくなって、虚しいです。
義母と対面したくないので私は反対側へ回りました。
あまりに亀の歩みで、マザオも偶然か意図的か知りませんが家の中へ入って行きました。
さっぱりした庭木の前でじっと佇む義母。
黙って木と対峙してます。
不気味です。
そこへマザオが戻って来て、義母が「こんなに切っちゃって...」と言っているのが聞こえました。切り過ぎだとかなんとか、文句を言ってる様子でした。
ふざけんな!
物陰に隠れて様子を伺ってる鬼嫁は面と向かって言えない煮えたぎる思いを無言でぶつけました。
義実家が空き家になって途方に暮れている会社の人の話を聞いたばかりですからね。
誰が管理すると思ってるんだ!と怒り心頭でした。
自分は「歳だから」で楽してきたくせに、いつまで庭木や芝と格闘しなければならないのか、感情が高ぶって悔し涙が出ました。


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階段を這い上がっていました。
もう立っては段差を上がれないのでしょうか?
それでも、義母は今日も出掛けて行きました。
玄関の段差が大きくて上がり框を超えられないと言い出したのはついこの前です。
段差解消のために通販でそれ用の板を買いました。
板の幅だけ靴を置くところが狭まってしまいました。
それだけで「なんで!?」
意地悪なせめぎあいで一人悶々としています。
会社のこと、家計の問題、日々衰えを感じる自分の体力、
ごくごく普通の日常をあたふたと過ごしている中で問題が次から次へと出てきて嫌になります。
焦って見たり、やり投げになったり、格闘してる中で義母の老化が心に引っかかっています。
これからどうなるんだろうか。
階段も上がれなくなってきた義母は強がって言います。
「玄関は段差が大きいからダメだけど階段は全然平気よ。」
はあ?
這ってますけど?
この家を建てる時、二階に和室を作ることを皆がこぞって反対しました。
わけのわからない屁理屈を並べ、年老いたら後悔するという助言に「絶対大丈夫」と言い張った義母。
マザオによれば浴槽へ浸かるのも苦労してるとか。
不安しかありません。


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