大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
前向きになれる日もあれば、後ろ向きの日もあります。
念願の自営業脱却も為して、家事の大半もマザオに任せた状態で、大嫌いな自宅を出てフルタイムで働く...
少し前まで望んでいた生活です。
仕事も天職じゃないかと思うくらいに楽しく働けています。
なのに、なんでしょうか。
得体の知れない虚脱感に襲われています。
今日、義母のIHクッキングヒーターが届きました。
マザオがネットで購入したものです。
私が20年来のボロキッチンで我慢しているのに義母は最新のIHですか。
数え切れないほど鍋を焦がし、度重なる煮こぼしに掃除もしないビルトインのガスコンロは三口のうち二口が死んでいます。
変えないとダメかもしれないと何度か聞いていましたが、そのまま数年、ついにマザオが手助けしたようです。この前の事故の保険金から捻出したのでしょう。
火事を起こされてからでは遅すぎますからね。
そんな思いと、不謹慎ながら、この家がなくなったら...
新しいコンロが欲しいわけではないのです。
義母はいつも思うがままの、私が羨む生活を手に入れてるように思えて仕方ないのです。
新築のアパートで結婚生活が始まり、新築の家を建てて専業主婦で製菓教室へ通い、息子が結婚したら同居を望んで嫁に家事を任せ、自由な年金で思うがままの生活...。
義母の年金額、私が思っていたよりもっともっと多かった...
衝撃の事実を知って、なんとも言えない気持ちになりました。
関係ない、これからは私の時代、そう思おうとしてもなかなか振り切ることができません。
騙された、なんだかそんな気さえしてくるのです。

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適当なこと言ってるだけ、惑わされてぬか喜びするほど空しいことはないと言い聞かせてたにもかかわらず、マンション探しが楽しくてなりません。
ですが、長年一軒家に住んだ環境と比べるとマンション生活もそれなりの制約がありそうですね。
分譲か賃貸か...
やっと返済の目処がついたばかりなのに再び大きな借金を抱えるのは御免です。
賃貸でそれなりの希望を叶えるものとなると家賃の桁が違います。
あれやこれや言っていたらマザオが言いました。
「まだ先のことで今から決められるわけじゃないから」
「まだ元気だし」
はあ?
義母は健康であろうがなかろうが施設へ行くんじゃないの?
昨日の話はなんだったの!
気分がどーんと重くなりました。
わかってたつもりだったのですけど、こうも簡単に手のひら返しに遭うとは思いませんでした。
明らかに機嫌を損ねた私の様子を見て、あわて気味に「今すぐって意味じゃない」とそれこそ意味不明の言い訳をしたマザオ。
自分の母親ですからね、元気なのに施設送りは忍びないのでしょうけど、
けどね、
私は何十年も家政婦扱いで堪え忍んで、我慢に我慢を重ねて、狭くてボロいキッチンのくつろげない家にいるのです。
そろそろ解放してくれてもバチは当たらないと思いますけど。
五十半ばになってもまだ我慢の人生、
目標に向かって少しずつ前進していると前向きになれる日もあれば、
残された時間といつ来るかもわからない自由を求めて、虚しさが止まない日もあって、
マザオの一言でどこまでも深く沈んでるなんて気付かないのでしょう。
残された人生がバラ色だったとしてもあと何年?平均したら普通以下じゃないの!?
そんな悲しい気持ちが広がってます。

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