大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
私の苦手な季節がやってきました。
湿気と蒸し暑さが気だるさを増幅させます。
寒い時期には寒い寒いとこれまたコタツムリになってしまうのですが。
そんな中、義母は素知らぬ顔でシャワーの温度をあげています。
真冬の寒い時にはびっくりするくらい熱湯になってたりします。
古い家のタイル張りの浴室です。
寒くて縮こまりながらシャワーを浴び浴槽へ足を突っ込んだ途端に、
あまりに熱くて飛び上がること多々です。
熱湯風呂かよ!
寒い熱いの攻防でまたしてもイライラが募ります。
洗濯竿の攻防にはじまり湯船の温度まで、なにもかもが義母中心の世界。
狭くて小さなボロキッチンで長く辛抱の生活を続けてきました。
そろそろ解放されたってバチはあたらないでしょう?
嫁に行った先も別居生活で気楽な核家族を満喫してる小姑たちにとやかく言われたくありません。
実家実家実家、だったらそちらの実家はどうするの?!
勝手な言い分を押し付けられながらも黙ってきたのは子供達に火の粉が降りかからないように、余計な波風を起こしたくなかったからです。
でも、もうどんな荒波が来ようと戦うつもりです。
本当はとてもこわいけれど。

にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
PR
とうとう本当のおばあちゃんになりそうです。
息子夫婦に赤ちゃんができました。
お嫁さんのご両親の喜びようと自分の気持ちに隔たりがあって我ながら悲しくなりました。
お嫁さんの妊娠は本当に喜ばしく、本当に楽しみなのです。
なのになぜモヤモヤしているのかといえば、
うちの受け入れ態勢が整っていないからです。
赤ちゃんとともに息子一家がやってきたら...
ああ、考えただけで不安しかありません。
洗面所と浴室は義母との共有スペースです。
しかも義母側のキッチンを通り抜けないと洗面所へは行けない間取りです。
ただでさえ接点をなくすよう努めているのに、赤ちゃんを連れて帰省してきたら
もう「アウト!」としか思えません。
ボロキッチンで沐浴なんて到底無理です。
義母のキッチンの汚れっぷり!!!
気が遠くなりそうです。
それが、一転しました。
里帰り出産の予定を変更しふたりで産前産後を乗り切ることにしたそうです。
コロナの影響などいろいろな事情から息子が在宅ワークに切り替えて乗り切るそうです。
複雑な思いから一気に解放されました。
移動を最小限にする心づもりのようです。
純粋に喜べない自分にあきれつつもホッとしたのが本当のところなんです。
良かった!!
ところが、一難さってまた一難
難ではないけれどもやもや事件が舞い込んできました。

にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村