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大きな家のボロキッチン

別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?

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珍しく週末の休みでした。
平日休みが当たり前の年月が長くて、感覚的に週末の休みに馴染めません。

銀行や役所はやってないし、買い物へ出れば平日とは違った人出です。
コロナ禍が再燃して懸念されていますが、やはり平日よりは人出が多いです。

遅く起きてゆっくりコーヒーを飲んでいると
マザオが少しの時間だけ出掛けていいかと聞いてきました。

私に許可を取る必要などありませんが、
これは義母をどこかへ連れて行くのだなと察知しました。











わざわざ私が休みの日に!?
義母を連れ出していなくなるのだから歓迎すべきことではありますが、面白くありません。
この矛盾した感覚はなんでしょうか。

なぜ私の休みの日に出掛けなくてはいけないのか、くどくどと説明されるのもウザいです。
かといって、何も言わなければ気になるくせに。
自分のことながら天邪鬼にもほどがあります。

マザオと義母が連れ立って出掛けたら、やはり気持ちは開放的になってドアも開けっ放しでちょっとした掃除を始めました。
義母の影を気にせず廊下へ出て、ボロキッチンへのドアも開け放ち、ついでに玄関も開けて...

二階の窓からふと外を見たらマザオの車がこちらへ向かってきます。
大変!!

あちこち開け放ったドアを閉め、放り出してあった掃除道具やゴミ袋を戻し、手を洗っていつもの場所へストンと座った時、玄関ドアの鍵を開ける音が。

セーフでした。
セーフって何?どっと疲れました。

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自分が家事を担ってた頃は、主婦業の大変さをわかってもらえないと恨みつらみでいっぱいでした。
今では大半のことはマザオがやってくれるのでとても楽になりました。

自分が主導していた時は、洗い物くらいやってほしいとか、食べ終わった食器は水に浸けて!とか、脱いだ服や靴下が丸まったまま出さないで!とか、とかく注文が多かったのですが、マザオは何も言いません。

最初は、不慣れな主婦業を手伝う気遣いもあった私ですがだんだんと座ったままの人になってます。











上げ膳据え膳のあげくそのままウトウト、気がつけばテーブルの上はきれいに片付いています。なのに、ちょっとしたことで文句を連発してしまうのです。

やってもらうなら文句は言うな!
いつも私が心の中で叫んでいたことです。
それなのに、なんたることでしょうか。

些細なことなんです。
お茶碗の糸じりのくぼみが汚れてきたり、包丁の柄と刃の境目がなんとなく茶色っぽかったりと、都度の洗い方で汚れが落としきれてないのが気になってしまいます。

私が洗い直してれば、それはそれでマザオが「なに?」と聞いてきます。
手を出さずに指摘だけすれば、不機嫌な顔つきになります。
反対の立場だったら、私も同じだと思います。
でもこういうやり取りにイライラします。

私はもっともっともっと大変だった!
毎日が目まぐるしく辛く重労働だった!
子育て中で二人の幼子を抱えて給食のおばさんのようだった!
それを思えば、今なんてたった二人分、それも専業です。

マザオが何か言い返すわけでもなく、普段からよくやってくれてると感謝しています。
でも、それと感情とは同じようにはいかないのです。

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