大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
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美容院を予約しました。
思えば、息子が幼稚園児の時のママ友が元美容師さんだったことから、息子の髪を庭でカットしたことが始まりでした。
そのうち私も一緒にカットしてもらうようになり、今は格安理髪店へ勤めだした彼女の元へ通っています。
通うなんておこがましい、三ヶ月、いえ、四ヶ月に一回ペースです。
カラーリングはもちろん市販剤で自宅染めです。
髪の手入れはこんな経緯でしたが、
貧乏が加速した頃からファンデーションはディスカウントショップやサンプルで調達し頬紅はなくてもいいや、となりました。
そのうち乳液もいらない、美容液なんてもっての外!、クレンジングなしの固形石鹸で顔を洗うのが当たり前になっていきました。
清潔が一番、着飾って厚化粧してもみっともないだけ!
負け犬の遠吠えが徐々に染み付いて、当たり前の生活になっていったのでした。
少しでもお得なことがあれば、生活の足しになることならなんでもやる、そんななり振り構わない私の生活も少しずつ変わって来ています。ですが、化粧品や美容院のことになると意識はなぜか「罪悪感」なのです。
何十年も美容院から遠ざかってるうちに「一回行けば万だよ。」の話にひっくり返りそうになりました。浦島たろ子です。
ドラッグストアへ行けば五百円でカラー剤があるのに。
そう言った私に、「そんな安いので大丈夫?」と言った同僚もいました。
お金ないから、ずっとこういう生活だから大丈夫、と心の中で答えました。
実は、洗顔も石鹸を使うのは夜だけで朝は水で洗うだけです。小学生か!?と言われそうですね。
もっとも今時の小学生は日焼け止めも使うというのですから、私の方がよほど美意識にかけているとしか言いようがありません。
お米にも事欠いたあの頃の生活が習慣化されてます。
もう五十代半ばだし。こんな言い訳も私の中ではまかり通っているのです。
今はネット予約でいろいろとサービスがあって、中には何千円も値引きされるところもあります。話ついでに覗いてみたけれど、やっぱり都会ほどにはないのです。
でもminimoというアプリの存在を知りました。
モデルという言葉に抵抗がありましたが、白髪染めのカラーリングモデル0円とか。
0円に惹かれて飛びつきました。
結果的にカットとカラーリングで二千円です。
希望の髪型など写真があれば...という連絡でネットを検索していたら
楽しくなってしまいました。
こんな髪型もいいなー、こういう感じにできるのかな?とか。
忘れていた感覚です。
そのうち、ゆるパーマもかけてみたいななんて考え出したらもう止まりません。バッチリメイクしたらどうなんだろと妄想する始末です。
風呂上がりの鏡を見て現実に引き戻されました。
美容師さんにドン引きされたらどうしよう...。(笑)

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日差しのないボロキッチンの部屋はコタツに潜り込んでいても手や耳が痛いくらいに冷え込んでいます。水道管が凍ってしまった時ほどの寒さは緩んだかもしれませんが、体感温度はまだまだ真冬の寒さです。
マザオ不在中の最初の休みは、ボロキッチン部屋へ引きこもることを決めていました。
義母が不在ならいいのにと願っていた私ですが、あろうことか出掛けたことに気づかないまま、一日を引きこもり生活で無駄に過ごしてしまいました。
トイレへ行くのも抜き足差し足で!
副食の作り置きもなるべく音を立てないよう神経を使うアホらしさ!
静かな生活を心掛けているのではなく、自分の気配を、行動を、義母に感知されたくないのです。
今、何をしてるか知られたくないのです。
なぜそんな気持ちになるかはわかりません。
けど、同居してる方ならわかる方も多いと思います。
テレビの音が漏れることで「暇にまかせてテレビを見てる」
トイレから漏れる音で「トイレットペーパーを使いすぎ」「水を流しすぎ」
コーヒーの香りが廊下に漂って「三食昼寝付きの優雅な生活」
今までの経験がこんな感情でまとわりついて自由に行動できないのです。
あげればきりがないけど、やることなすこと神経を使ってるのです。
忍者のような生活の昨日、お昼時になって義母がいないんじゃないかと思い始めました。
あんなにドタバタ生活音のうるさい人なのに気配がありませんでした。
もしかして出掛けた?
恐る恐る廊下の様子をうかがったり、義母の部屋の前で耳を澄ましたり。
油断は禁物です。
いないと思って気を抜いたら目の前に現れたなんて事はしょっちゅうですから。
結果論ですが、いつ出掛けたのか、私は気付かないまま一日を過ごしてしまいました。
確信したのは午後七時前です。
慌ててお風呂の準備をし、いざ入浴、義母が帰ってくる前に入ってしまわなくては!
時間短縮のために私はボロキッチンの部屋で衣類を脱ぎました。脱衣所でごそごそせずに風呂場へダッシュです。
廊下へ出ようと扉を勢いよく開けた瞬間、玄関の鍵を開けようとするガチャガチャ音が聞こえました。
とっさに部屋へ引っ込んだ私です。猛烈に寒かったです!
当たり前ですよね、この真冬に暖房も入れず素っ裸なんですから。
脱ぎ捨てたと同時に冷たくなった衣類をまた着るもの寒さとの戦いでした。
冷えた体を首までコタツに潜らせてガタガタと震えながら、義母がやかましく上がり込む音を聞いていました。
バカじゃん!
アホくさ!!
こんな生活もう嫌だ!!!

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