大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
我慢の限界に達して美容院へ行ってきました。
前髪を自分で切ったりして延ばし延ばしにしてきましたが、年越しも見据えてカラーとカットをしてきました。
暑くても寒くても庭で友達にカットしてもらっていた昔、
カットした髪の毛が洗濯物に付いたと文句を言われ身を縮こませて様子を伺ったあの時、
千円カットで節約をし続けての、今に至ります。
なんという変わりようでしょうか。
美容院の帰り道、ちょっと寄り道をしてたらあっという間に日は暮れて帰宅ラッシュに巻き込まれてしまいました。
なにか惣菜を買ってかえろうか、家にあるもので簡単に済まそうか、考えを巡らせながら、
帰宅が遅くなってどきどきしながら帰路についた日々を思い出しました。
夕飯の準備をしてあるのに少しでも帰りが遅くなると嫌味を言われたあの頃。
昼間は帰りたくなくて当てもなく車を走らせるくせに、早く帰らなきゃと焦る真逆の気持ちに翻弄された毎日。
今はなんの制限も恐怖もありません。
もっと早くこんな生活がしたかったとついつい自分への恨み節が繰り返し出てきます。

にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
PR
気がつけば十二月はすぐそこに来ています。
スマホで時折覗く動画の続きが気になって時間を割くことが増えました。
マザオも同様にハマってしまい、
ついには随分昔のドラマまで見始めて夜な夜なふたりでドラマ鑑賞の日々でした。
今までゆっくりテレビを見る時間などなく、ドラマなんて何年振りでしょうか。
この二週間ですっかりテレビっ子になってしまいました。子じゃないですけど。
誰に気兼ねすることもなくテレビを見まくる日が来るなんて数年前には思いもしませんでした。
今まで普通の生活を送ってこられなかった悔しさと、
思うがままに好き勝手できる自由を満喫する嬉しさと、相反する気持ちがないまぜになってます。
義母との決別の時期にコロナの蔓延があり、ある意味、良かったと今になって思うところがあります。コロナのせいで別居が遅れたことは否めないですが、面会に制限があったりでこの家に戻ってくることがほとんどありませんでした。
最初は荷物の片付けだとか何かにつけて行き来していたようです。
別居して初めて迎えるお正月をどこで迎えるかで、互いに悶々としたものです。
なんとかこの家で一緒に年越ししようと考えてるマザオと、晴れて念願叶った初めての年越しをなぜ義母と?と思う私と表面には出ない静かな攻防がありました。
快適な新居での暮らしにすっかり慣れ親しんだ義母は戻ってくることはなさそうです。
もうすぐ大嫌いだった地獄の年末年始がやってきます。
年中行事に振り回された日々を楽しみに思う時がくるのでしょうか。

にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村