大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
お休みでした。
復調気味とはいえ、立ち上がる気力もなく開き直ってのんびりと過ごしました。
貧乏性でしょうね、のんびりすること自体が罪悪感というか、もったいないというか、どこか落ち着かず時間を持て余しました。
だったら掃除でもなんでもやればいいのに!
仕事のやめ時を模索する話題がちらほら出る年齢になりましたが、
こんな様子では退職したら日長一日をどうやりすごすのでしょうか。
やろうと思えばやらねばならないことは山ほどあるんですけどね。
店を辞めた頃も同じようなこと言ってた気がします。
時間が余ってるって、それが今はすっかり馴染んでしまってるのですからそんなものなのかもしれません。
気分の浮き沈みや頻出する胃もたれ、身体中あちこち言うことばかりです。
これが老いなのでしょう。
実のところ、寂しさが募ってます。

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店をやっていた頃の知り合いにばったり会いました。
以前は頻繁に顔を合わせていたのですが、本当に久々の再会でした。
驚いたのはその老けぶりです。
声を掛けられても最初はわかりませんでした。
なんだか以前よりも小さくなったようにも感じました。
あちらも同じこと思っているでしょうけど。
時の流れの残酷さを感じずにはいられません。
還暦を目前にして鏡の前にいる自分を信じたくないと思う時が増えました。
童顔のせいか実年齢より下に見られていたのに、鏡の中にいる自分は確かなおばあさんです。
誰であっても年月は平等に流れて、老いは必ずやってくるものだと頭ではわかっています。
苦しい時間が長かったけれど、楽しい時間がなかったわけでもありません。
息子たちもそれぞれ家庭を持って独立していきました。
お先真っ暗な借金だらけの生活も徐々に脱却できました。
でも、どう表現したらいいかわかりませんが、
胸をなでおろしてる自分とこれでいいのかと手探り状態の自分とわけのわからない虚しさに包まれる時間が交錯しています。

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