大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
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ボロキッチンの部屋の押し入れの一角にはスノコを敷いた上に衣類やひざ掛けなどが適当に積み上げられています。
子供の学生時代のジャージだったり、ゴムの伸びたスウェットだったり、首回りがヨレヨレのTシャツとか。
普通なら捨てるところですが、あまりの貧乏性で捨てられなかったんです。
マザオも私もパジャマを着ません。寝る時はここに積み上げられた衣類を適当に選んでました。
もしもの時にこの格好では非難をためらうんじゃない?
そろそろ捨てようか。
片付けることにしました。
狭いスペースに積み上げられたそれらは、ついこの前まで大事に着ていたかと思うと我ながら何とも言えない気持ちになりました。
下着も買えなかったんですから部屋着なんて買えるわけがなかったし、そもそも「買う」という行動を忘れてしまっていました。
片付け開始で、大きなゴミ袋を片手にポイポイと、入れるつもりでした。
Tシャツを手に取れば、カットして雑巾になどと思いとどまり、
ジャージをつかめば、まだ着られるとゴミ袋行きを躊躇し、
一向にはかどりません。
貧乏のどん底で辛酸を嘗め尽くした身には、買うことも捨てることも出来ないようです。
契約から半年が経とうとしています。まだまだゆとりなどありませんが、いい加減にボロやガラクタを処分してすっきりとリスタートしたいです。

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職場には思いのほかシングルの人が多いです。
最初はえ?あの人も?この人も?って感じで驚きました。
私生活を根掘り葉掘り聞くつもりはないですが、女性の多い職場なので誰かが口火を切って過去の話で盛り上がるときがあります。
同居と自営が原因で離婚した人がいます。
親しくなってから何気に話してくれた内容に、それは離婚して正解でしょうという思いでした。
過去のことを思い出したくないかもしれないし、笑って話すけど傷ついてるかもしれないのに、他人の人生でその人が選択した道を真っ向から否定する人がいます。
離婚の原因が同居なら、なぜ別居しなかったの?
自営業って儲からないならさっさとやめなきゃ!なんでしがみついてたの?
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ご主人はどうしてたの?
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しがないスーパーのパートで愚痴ってないで理路整然と成功の道を歩いたらいいじゃない!
無言の抗議です。
いつの間にか、私、強くなったかも。
と言うより、元々が負けん気の強い性格だったんですけどね。義母パワーに何十年もおとなしくなっていましたが、そろそろ復活してきたみたいです。

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