大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
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どうやら、マザオはマザオで悩みつつ、
それでいて口には出せない男のプライドがあったみたいです。
昨日のブログ記事が中途半端で終ってしまい、早く続きを書かなくてはと思いながらもパソコンを前にぼんやりして無気力感がハンパなかったです。
結局、昨夜は早く寝ることにして(それでも深夜1時)ごろんと横になったのですが、そうなると返って眠れなくなって・・・もったいない時間ばかりが過ぎていきました。
マザオは一度も外で働いたことがありません。
商売屋の息子として育ち、高校生時代のアルバイトも含めてずっと家業に従事してきた根っからの商売人です。
外の世界を知らないので、会社における理不尽さとか、労働者の権利とか、良し悪しに関係なく「会社」というものをまるでわかっていない人です。
結婚前、退社直前の最後の慰安旅行へ「行くな」と言ったマザオ。
当時はたいていの会社で慰安旅行というものがあって、福利厚生の一環として会社の人との団体旅行があったものです。
私の職場環境は特に問題もなく、慰安旅行は楽しみな行事のひとつでした。
寿退社直前に赤の他人の中年男と酒盛りをする必要がどこにある?
これが「行くな」という理由でした。
アホ・・・
今の私なら、バカじゃない?の気持ちをこめた一瞥くれて無視か、さもなくばとことん世間知らずを降参するまで捲し立てたでしょうが、当時の私は少々の無駄な抵抗のあとで白旗をあげてしまいました。
今、書きながら思ったのですが、マザオはこんな小ちゃい男なんですから同居の舵取りが出来るわけないですよね。いつも最後はマザオのゴメンの一言で我慢するしか道がなかった私。
優しい人だと大きな勘違いしてました!!
昔は押し黙って泣いて我慢していた私ですが、年を追うごとに強くなり立派な?オバチャンになった今は元々の勝ち気な性格が際立ってマザオは防戦一方(笑)、引き金に指を掛けただけで返り討ちに遭って謝るパターンになりました。
そんな風なので、
「正社員募集と銘打ってパートでの採用は違反」を繰り返すマザオに聞きました。
聞くというより、詰問です。^^
「違反なら何っ?」
「私、正社員じゃなきゃいけないの?」
「は?私が稼ぎ手のメイン?」
「店やめて悠々自適な生活させてくれるんじゃなかったの?」
「アンタはどこでどうやって稼いでくるの?職探してないじゃん!」
矢継ぎ早に攻め込まれてオタオタするマザオ。
「いや、ただ違反だってこと言いたかっただけ・・・」
自営仲間に「自営業者は外で働いても続かない、働けないよ」と言われたみたいです。
周りを見ても、やっぱり自営だった人って同じところで長く働けていない気がします。すぐ辞めちゃう?
歳も歳だし、自分のやり方で自分が一番で何十年も過ごしてきたら、人の下で働くというのはキツいのかもしれません。「黒くても白」と言われたら「白」なのに、一国一城にいた貧乏主は「黒だ!」って言いそうですもんね。
私だって同じ穴のムジナです。
50にもなって新しい職場に馴染めるかとか、仕事を覚えられるかな?とか、いろいろ不安はあります。
ずっと立ち仕事だったから事務職を探したけど、目は老眼、簿記は未知の世界、Macしか使えないからExcelはたぶん無理、そんな資格なしの50歳に仕事があるわけがなかったです。
話が脱線しましたが、要するに当初の計画通りに上手に店を畳めれば問題なかったはずなんです。
机上の空論でした。
当初の計画は頓挫してます。
でも辞めると決めた以上、もうあとには引けません。
こういう時、女は強いのかも!?
いざとなったら家も店も全部売っぱらって、義母は年金で賄える範疇で施設かアパートへ入るしかないんじゃないですか?
正社員としての面接か
パートとしての面接か
聞いたところでどうなるんですか!?
採用されなければ最悪じゃん。
少なくとも
今までよりずっとマシな生活が待ってる
そう信じたい!!

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ものは試しで?
結婚前に在籍していたグループ企業の求人を見つけました。
職種によっては高卒でも応募しており、元在籍していた会社からみると子会社的なところです。
50歳、なんの資格もありませんが、ダメ元で履歴書を送付してありました。
私が履歴書を書いている間、テーブルの向かいに座ってコーヒーを飲んでいたマザオ。
「正社員なんかになったら大変じゃない?」
「出来るの?」
なんて呑気なこと言ってました。
私が正社員で採用されると思ってんのかしら?
そう思う反面、あわよくば元々親会社にいたのだからもしかしたら・・・なんて甘っちょろいことを考えてたりしました。
「正社員だったらボーナスもあるし、収入のことだけ考えたらパートより正社員でしょ。」
正社員なんかに採用されるはずがないと言いながら、こんなことも話してました。
数日経って、書類選考が通った連絡を受けました。
その時、電話で勤務先や配属の希望を聞かれたのです。
「変だな」、チラッと脳裏をかすめました。
その求人広告には正社員としてしか募集しておらず、勤務地や職種は人事に決定権があるはずなのに。
希望は聞く事もあるでしょうけど、その聞き方が、なんというか半決定みたいな、そうパートタイマーならそんなくくりを決めるかなという質問の仕方でした。
ちょうど電話の横にいたマザオも、事の次第を聞いて不思議そうでした。
「でも正社員で募集しておいてパートで採用っていうのは違反だよ。」
それは私も知ってます。
だけど、正直どっちでも良かったんです。
パートなら、言ったら悪いけど社員ほどの責任はありません。与えられた仕事をこなせばいいんであって、頑張るつもりではいますけど「無理だったら辞める」選択もありですよね?
だから、「パートの方が気楽でいい」と言いました。
そうしたら、「でも収入的にどうなの?」と返したマザオ。
イラッとしましたが、言葉のあやだと思って反論しませんでした。私も正社員の方が良いって言いましたし。
面接の日までの数日間、たびたび出て来たマザオの疑問。
今回の面接は正社員採用のためか、それともパート採用の面接か。
本人の私がどっちでもいいのに、
それは「違反」を繰り返すマザオ。
ウザい!
時間がなくなったので続きはまたあとで書きます。

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