大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
結婚してしばらくすると子供子供とうるさかった義父母です。
夢に描いていた新婚生活とは程遠い現実に戸惑い、疲れ切って完全無視の状態が続きました。
でも、途中でふと思ったんです。
妊娠すれば、この過酷な状況から一時的とはいえ逃れられるのではないかと。
里帰り出産で前後一月の計二ヶ月も実家へ戻れるかもしれない...と。
浅はかでした。
まず妊娠報告から問題発生でした。
マザオを通しての報告が気に入らなかったようで、なぜ自分の口で報告しないのかと怒られました。
報告も何も同じ屋根の下に暮らしていて、同じ店で働いていて、一日中顔を突き合わせてると言ってもいいくらいの中で単にマザオが喋ったというだけのことです。
出産予定日が繁盛期だったことで義父母の口からおめでとうは出てきませんでした。
まだ良好な関係だった小姑が、うちのバカ親ごめんねとおめでとうを言ってくれたのを妙にリアルに覚えています。
それからはお決まりの「妊娠は病気じゃない」に始まり、つわりで食べ物を受け付けない私に食べろ、食べろと見たくもない食べ物を並べられました。心配してくれるのはありがたいですが、度を越した干渉は迷惑以外の何ものでもありません。そっとしといて欲しいのに、ずかずか部屋に入り込んで話し込まれてグッタリでした。
初期を超えると今度は「跡取り」「男の子」の話でうんざりです。
「私は男の子を産んで役目を果たした」
このセリフ何回聞いたでしょうか。ハイハイ、マザオが女の子だったら私はここに来ずに済んだのに...
仕事へ行ってきます。
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