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大きな家のボロキッチン

別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?

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うちが店をやめる数年前に新しくできたカフェ。
ふとしたきっかけで経営者のご夫婦と仲良くなり、程なくしてうちは店をたたみ、時折寄らせてもらってました。

あのまま、ずっと店を続けていたらカフェなんてとてもとても...。
コーヒーを飲むだけのためにお金を払うなんてことは考えられないくらい経済状態は悪化の一途でしたから。

脱サラしてカフェを始めたご夫婦と自営業から脱した私たち夫婦の話はもっぱら商売たるや!です。業態は違えど、自営の悩みは詰まるところ似たようなもので「お金がない」に終着します。

そのカフェの奥さんが前々から抱えていた持病の悪化で入院されたと知ったのはすでに退院されてからでした。













しばらく自宅療養したら復帰する、体はもう大丈夫と。
ただでさえ、お金の苦労が絶えないのに入院と休業!
よそ様のことで失礼なお節介だと重々承知ですが、常々お金がない自慢をしあってるのですから休業しただけでも大打撃なのは明白です。

しっかり療養したいけど、そうも言ってられないとも言ってました。
そりゃそうでしょう。
退院が決まった日に、ご主人は「いつから働ける?」と聞いて怒られたそうです。
気持ちはわからなくもないですけど、それは怒られて当然ですね。


義父が突然入院となった時を思い出しました。

記憶の片隅に追いやられてたのは思い出したくもない壮絶な毎日がトラウマになってるからかもしれません。
泣くに泣けない時間に追われる毎日、葬儀にあたっての揉め事、その後のお金の話、

よくもまあ耐え忍んだものだ!と思います。

あの頃、義父の存在なしで店が回せるとは家族の誰一人思っていなかったと思います。
それなのに、突然入院となってしまった義父。
しばらく休業を余儀なくされたのですが、一体いつまで?
個人の小さな商売なんて三日も休めば大打撃です。それがいつ再開できるのかわからないなんて!

支払いはどうするの?
私の頭の中は請求書のことでいっぱいでした。

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