大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
小姑の自由奔放な結婚生活!
羨ましかったです。
大事な娘(小姑)と嫁(私)、何歳違いますか、何が違うのですか、お義母さん。
お義母さん、あなたは私に言いましたよね?
「嫁に行ったら実家といえどよその家。勝手に鍵を開けたりしたらいけない。」って。
あんたの娘はどうなんだ!!
小姑が結婚して初めてのお正月を迎えた年の元旦。
しっかり実家においでになりました。夜遅くまで滞在しアパートへ帰っていきましたけど、義実家への新年の挨拶はどうなってるんですか!?
その翌年。
またしても元旦からお見えになった小姑。
さすがに義父が見咎めて、正月に旦那の家より先に実家へ来てるなんて非常識だろと注意しました。
すかさず、世帯を持ったいい大人に口出しするなと、義母が小姑を庇いました。
「いや、おかしい!」
珍しく強い口調で異議を唱える義父。
小姑が半泣きのような顔で訴えました。
去年のお正月に義実家を訪問した時、自分たちを含め総勢12名が集まった。
おせち料理は用意してあったけど、食事のメインは鍋でその準備の中心をやらされた。
片付けもほぼ一人でこなし、やっと洗い物が終ったと思ったら「お茶にしましょう」と言われ、ケーキをお皿に乗せて紅茶を12人分用意しなければならなかった。
台所でひとり黙々と紅茶を入れていて涙が出た。
こんなひどい扱いを受けて、旦那さんが「来年はやらなくていい」と言ってくれた。
だから、もう、お正月には行かない!
だそうです。
小姑が次に言い放ったセリフは、
「今時、旦那の実家で
お正月を過ごすなんてナンセンス!」
私、盆暮れ正月に
里帰りしたことありません!!
させてもらえませんでした!!

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羨ましかったです。
大事な娘(小姑)と嫁(私)、何歳違いますか、何が違うのですか、お義母さん。
お義母さん、あなたは私に言いましたよね?
「嫁に行ったら実家といえどよその家。勝手に鍵を開けたりしたらいけない。」って。
あんたの娘はどうなんだ!!
小姑が結婚して初めてのお正月を迎えた年の元旦。
しっかり実家においでになりました。夜遅くまで滞在しアパートへ帰っていきましたけど、義実家への新年の挨拶はどうなってるんですか!?
その翌年。
またしても元旦からお見えになった小姑。
さすがに義父が見咎めて、正月に旦那の家より先に実家へ来てるなんて非常識だろと注意しました。
すかさず、世帯を持ったいい大人に口出しするなと、義母が小姑を庇いました。
「いや、おかしい!」
珍しく強い口調で異議を唱える義父。
小姑が半泣きのような顔で訴えました。
去年のお正月に義実家を訪問した時、自分たちを含め総勢12名が集まった。
おせち料理は用意してあったけど、食事のメインは鍋でその準備の中心をやらされた。
片付けもほぼ一人でこなし、やっと洗い物が終ったと思ったら「お茶にしましょう」と言われ、ケーキをお皿に乗せて紅茶を12人分用意しなければならなかった。
台所でひとり黙々と紅茶を入れていて涙が出た。
こんなひどい扱いを受けて、旦那さんが「来年はやらなくていい」と言ってくれた。
だから、もう、お正月には行かない!
だそうです。
小姑が次に言い放ったセリフは、
「今時、旦那の実家で
お正月を過ごすなんてナンセンス!」
私、盆暮れ正月に
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先程のつづきです。
ひとしきり泣いたあと、公衆電話まで出掛けリサイクルセンターへ電話しました。
夜にはベッドはなくなりました。
捨てたんです。
家自体は大きい方だと思います。でも私たちの部屋は12畳くらいで、そこへ自分たちの家財道具一式があり、余裕のスペースなんてありません。納戸や廊下の収納にも私物は一切入れてませんでしたし。
子供が遠慮なくおもちゃを広げられるスペースを確保するために、今後家事以外の僅かな時間でも自室で過ごしたい、どのみちリビングでくつろぐことなんて不可能だったんだし用が済んだら引きこもろう!と、思ったんです。
そのためにはベッドは邪魔だったし、ふとんの上げ下ろしを覚悟で捨てました。
これが、のちの簡易二世帯ボロキッチン確保の布石になったんだと思います。
かなり無理して買った高額のフランスベッド、僅か数年で紙くず同然に引き取られていきました。
元々、この家の中ではドアの開け放しは厳禁でした。
それは玄関ホールの吹き抜けを伝って音が響き渡るのです。よくわからないけど、吹き抜けの構造がスピーカー代わりになってしまうのか、反響した音が家中に伝わる感じ?特にキッチンで食器を扱うカチャカチャした音はまるで隣で皿洗いしてるかの様に耳障りです。
大人6人のタイムラグがある生活で四六時中、食器だったり洗濯機だったり掃除機だったり、それらの生活音がうるさいそうで、ドアはきっちり閉めるのがルールでした。
子供の泣き声やテレビの音も含めて、全部私が出してる音!?
とにかくドアは閉めなければならなかったんです。
夕飯の支度をしてる間も、自室で子供が一人遊びしてようとドアは開けてはなりません!きっちり閉めて遮断しなくてはいけません!
ある日、「ご飯だよー」と自室へ行くと子どもの姿がありません。まだ三歳になったばかりでした。他の部屋をを見てもいないので玄関へ行くと靴がありません、鍵も開いてる!
玄関脇がリビングです。
ソファーにふんぞり返ってる義母とラグに寝そべってる小姑らに、子どもが外へ出て行った気配に気づかなかったか尋ねました。
「いつの間にかいなくなってて靴もない」
相当慌てふためいて聞いているのに、奴らは呑気そうに答えました。
「知らなーい。」
テレビから顔をそらすことなくバカ笑いしてる姿に震える程怒りが込み上げてきましたが、子どもを捜す方が先決です。
もう外は暗く寒いのに、家の周辺にはいませんでした。
まだ小さいからそんなに遠くへ行くはずが無い、私と入れ違いになったのかも。
また家へ走って戻り、また外へ出て・・・何度繰り返してもいませんでした。
パニック状態なのと走り続けたことで激しい動悸がして目眩までしてきました。
それなのに玄関を出入りするたびに笑い声が響いて、この感情をどう表現したら伝わるのかわからないくらいに私は怒り心頭でした、自分に、アイツらに。
警察か、マザオか、どちらに先に連絡するべきか。
受話器に手を伸ばしたその時、電話が鳴りました。
マザオからでした。
泣きながら「ママがいない」と店に入ってきたと。
張っていた気が弛んでヘナヘナとその場に座り込んでしまいました。大人が歩いても20分はかかる道程を三歳児が暗闇の中・・・考えただけでもゾッとします。無事で良かった!!
家に連れ帰ると、アイツらが言いました。
「どこに居たのー?」
「えー、本当!?」
そして、笑いました、声を出して。
あの時の情景は20年経った今でもはっきり覚えてる。
いつかこの仕返しをしなくちゃなりません!

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ひとしきり泣いたあと、公衆電話まで出掛けリサイクルセンターへ電話しました。
夜にはベッドはなくなりました。
捨てたんです。
家自体は大きい方だと思います。でも私たちの部屋は12畳くらいで、そこへ自分たちの家財道具一式があり、余裕のスペースなんてありません。納戸や廊下の収納にも私物は一切入れてませんでしたし。
子供が遠慮なくおもちゃを広げられるスペースを確保するために、今後家事以外の僅かな時間でも自室で過ごしたい、どのみちリビングでくつろぐことなんて不可能だったんだし用が済んだら引きこもろう!と、思ったんです。
そのためにはベッドは邪魔だったし、ふとんの上げ下ろしを覚悟で捨てました。
これが、のちの簡易二世帯ボロキッチン確保の布石になったんだと思います。
かなり無理して買った高額のフランスベッド、僅か数年で紙くず同然に引き取られていきました。
元々、この家の中ではドアの開け放しは厳禁でした。
それは玄関ホールの吹き抜けを伝って音が響き渡るのです。よくわからないけど、吹き抜けの構造がスピーカー代わりになってしまうのか、反響した音が家中に伝わる感じ?特にキッチンで食器を扱うカチャカチャした音はまるで隣で皿洗いしてるかの様に耳障りです。
大人6人のタイムラグがある生活で四六時中、食器だったり洗濯機だったり掃除機だったり、それらの生活音がうるさいそうで、ドアはきっちり閉めるのがルールでした。
子供の泣き声やテレビの音も含めて、全部私が出してる音!?
とにかくドアは閉めなければならなかったんです。
夕飯の支度をしてる間も、自室で子供が一人遊びしてようとドアは開けてはなりません!きっちり閉めて遮断しなくてはいけません!
ある日、「ご飯だよー」と自室へ行くと子どもの姿がありません。まだ三歳になったばかりでした。他の部屋をを見てもいないので玄関へ行くと靴がありません、鍵も開いてる!
玄関脇がリビングです。
ソファーにふんぞり返ってる義母とラグに寝そべってる小姑らに、子どもが外へ出て行った気配に気づかなかったか尋ねました。
「いつの間にかいなくなってて靴もない」
相当慌てふためいて聞いているのに、奴らは呑気そうに答えました。
「知らなーい。」
テレビから顔をそらすことなくバカ笑いしてる姿に震える程怒りが込み上げてきましたが、子どもを捜す方が先決です。
もう外は暗く寒いのに、家の周辺にはいませんでした。
まだ小さいからそんなに遠くへ行くはずが無い、私と入れ違いになったのかも。
また家へ走って戻り、また外へ出て・・・何度繰り返してもいませんでした。
パニック状態なのと走り続けたことで激しい動悸がして目眩までしてきました。
それなのに玄関を出入りするたびに笑い声が響いて、この感情をどう表現したら伝わるのかわからないくらいに私は怒り心頭でした、自分に、アイツらに。
警察か、マザオか、どちらに先に連絡するべきか。
受話器に手を伸ばしたその時、電話が鳴りました。
マザオからでした。
泣きながら「ママがいない」と店に入ってきたと。
張っていた気が弛んでヘナヘナとその場に座り込んでしまいました。大人が歩いても20分はかかる道程を三歳児が暗闇の中・・・考えただけでもゾッとします。無事で良かった!!
家に連れ帰ると、アイツらが言いました。
「どこに居たのー?」
「えー、本当!?」
そして、笑いました、声を出して。
あの時の情景は20年経った今でもはっきり覚えてる。
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