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大きな家のボロキッチン

別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?

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思いつきで物を言い、その場限りの言い訳が常の義母。
そんな義母ですからエピソードは限りなく出て来るわけです。

あれは義父が入院中のことでした。
余命いくばくかという時で、家族の付き添いが必須で個室に入っていました。

マザオもたびたび泊まり込んで付き添ったわけですが、主に付き添ってたのはやっぱり妻である義母でした。






手の掛かる義父ではなかったけれど、やはり精神的に追いつめられたところもあるようで細かい所まで異常に気にしたり指図したりすることがあったようです。

窓から差し込む日差しが気になってよく眠れないと訴えたのもこの頃だったと思います。
もちろんカーテンがありますし、部屋は割と広めで一番奥にベッドがあり窓からの日差しは直接当たらなかったんですけどね。

義母からその話を聞いて、私は自分が持ってる遮光カーテンを思いました。

ボロキッチンを作るべく改装した元寝室だった私たちの部屋。ただのワンルームに一家4人が寝て起きてご飯を食べるのです。

子供が小さい時は部屋の半分が布団です。子供が寝ているので私たち夫婦はテレビも布を掛けて音量を絞って見たりしていました。

そんな様子を知った実母が遮光カーテンを吊るしたら?と購入してくれたのです。
裏地がゴムのような感じでカーテンからは一切の灯りが漏れない重厚な物でした。重宝したその遮光カーテンも時とともに子供達にも部屋が出来て必要なくなりました。

大切にしまってあった実母に買ってもらった遮光カーテン。
このカーテンにはあの頃の思い出がいっぱい沁み込んでる気がしてました。


「なにか良いものないかしら?」
そう言いながら、毛布でも吊るそうか?などと妙案を出す義母。

義父の残されたわずかな時間のことを思って、私は自ら「遮光カーテン使う?」と聞いてみました。

「いいの?」などという確認はなく、即「貸してくれたら助かるわ」と言った義母。

私が言い出すのを待ってた?
よく覚えてたな・・、しまい込んで何年も経ってますから。しかも使っていたのは私たちの部屋ですからね。

正直、病院へそのカーテンを持ち込むのは気が進みませんでした。
クリーニングすればなんてことないし、使ってない物が日の目を見るんだからいいじゃない、そう自分に言い聞かせました。私から言い出したことだしね。


最終的にカーテンは返ってきませんでした。
何度も催促しましたよ。
義母は「返す、返す」と言うばかりでした。

返すっていつ!?
なかなか返さないのも当然でした。病院から持ち帰ってなかったのです。

病院から電話があり発覚したのです。
義母の留守中に電話が鳴り、あまりに呼び出しが長かったのでマザオが電話に出たのでした。
普通なら、自分たちの電話でなければ無視しているうちに留守電になってしまうのですが、この時は不思議なことにマザオが出たんです。

てっきりクリーニング中か、荷物に紛れてるのをまだ片付けられないのかと思っていたので、そのショックはかなりのものでした。

「捨てて来たんじゃないの!?」
義母には言えない私の怒りはマザオに向けられました。

借りたもの返さないってどういう神経してるの!?
泥棒と一緒になんか暮らせない!
罵詈雑言、思いつく限りの悪態をついて抗議しました。

マザオから追求された義母はシレッと言いました。
「大きくて重たいから持って来なかったけど、まだ病院へお礼に行くからその時持って来るつもりだったのよ。」

もう何年も前のことだけど、私は未だに根に持ってます!!


この嘘つきババア!!

早く返しやがれ!!

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小姑の自由奔放な結婚生活!

羨ましかったです。

大事な娘(小姑)と嫁(私)、何歳違いますか、何が違うのですか、お義母さん。

お義母さん、あなたは私に言いましたよね?
「嫁に行ったら実家といえどよその家。勝手に鍵を開けたりしたらいけない。」って。

あんたの娘はどうなんだ!!





小姑が結婚して初めてのお正月を迎えた年の元旦。
しっかり実家においでになりました。夜遅くまで滞在しアパートへ帰っていきましたけど、義実家への新年の挨拶はどうなってるんですか!?

その翌年。
またしても元旦からお見えになった小姑。

さすがに義父が見咎めて、正月に旦那の家より先に実家へ来てるなんて非常識だろと注意しました。

すかさず、世帯を持ったいい大人に口出しするなと、義母が小姑を庇いました。


「いや、おかしい!」
珍しく強い口調で異議を唱える義父。


小姑が半泣きのような顔で訴えました。

去年のお正月に義実家を訪問した時、自分たちを含め総勢12名が集まった。

おせち料理は用意してあったけど、食事のメインは鍋でその準備の中心をやらされた。

片付けもほぼ一人でこなし、やっと洗い物が終ったと思ったら「お茶にしましょう」と言われ、ケーキをお皿に乗せて紅茶を12人分用意しなければならなかった

台所でひとり黙々と紅茶を入れていて涙が出た。

こんなひどい扱いを受けて、旦那さんが「来年はやらなくていい」と言ってくれた。

だから、もう、お正月には行かない!

だそうです。


小姑が次に言い放ったセリフは、


「今時、旦那の実家で

お正月を過ごすなんてナンセンス!」




私、盆暮れ正月に

里帰りしたことありません!!

させてもらえませんでした!!


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