大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
義母の割れた花瓶がボロキッチンに隠されてた一件で、私が激怒してマザオが平謝りしてからさほど時間は経ってません。
第三者から見れば些細なことでも私には許し難い行為でした。
ゴミとなった花瓶の処分をめぐって、心の奥に潜んでる過去のあれこれや我慢していた感情が
吹き出した感じです。
許したわけでもなく、かといって怒り続けているのも不可能です。
日頃、マザオに対して、当たり前に怒りも恨み辛みもあるのですけど、同時に感謝の気持ちや許容の大きさに感心する面も多々あるのです。そうでなければやってられませんけどね。
それにしても、よくもまあ、地雷を踏むのが得意なんでしょうか。
今朝も早々に私の地雷を爆発させてくれました。
ペットボトルやプラスチックトレー収集日です。
トレーはスーパーの資源箱へ、ペットボトル飲料はほぼ買いませんから、今日もわざわざ出すほどの量はありません。ゴミ袋がいっぱいになるまでためておきます。
義母のゴミ袋に余裕があるからこっちのゴミを突っ込んでしまおうかとマザオの独り言です。
私が聞き逃すはずがありません。
はあ?
なんでそんなことしなくちゃいけないの?
口調はすでに怒りモードです。
義母のゴミを捨てに行くからと平然と言い放ちました。
この前も言ったけど、ゴミくらい自分で捨てさせたらいいじゃない!
かさばるものや重いものならいざ知らず、軽くてひょいと持てるペットボトルをなんで自分で捨てに行かないの!?
ここまでははっきりと言いました。
もっともっとすごい言葉が頭を駆け巡りましたが、そこまではさすがに言えませんでした。
マザオはそれには答えず、キッチンの流しで顔を洗い出しました。
今でも、ボロキッチンは洗面所でもありますから。
そして着替えを済ませて外へ出て行きました。
捨てに行くと言ってしまったのでここでやめたら私が物言いしたことを悟られるだろう、それを一番嫌がるのは私だとマザオは考えたのでしょう。一悶着起こさないために、あえて無言で行ったのだなと思いました。
ですが、浅はかな知恵?
帰宅してしばらく草抜きをしていました。
そして、「今日もノルマの草抜き達成ー」と言って部屋へ戻ってきました。
ゴミ捨てへ行ったのがバレバレなのに!
嫁姑問題に挟まれたマザオが哀れだったり、バカじゃないのと呆れたり、見え見えの行動が可笑しかったり、複雑な気持ちでしたが黙って受け入れました。
他人と暮らすって本当に大変です。
遊びに出歩くのは平気なのにゴミ捨てになると大変になるわけ?
だいたいね、お金ないっていう人がお茶でも水でもペットボトルなんか買いませんけど。
水筒持って歩け!!
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