大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
なぜもっと働かないのか、
ごもっともな疑問を改めて聞かれて、正直なところ答えに窮しました。
昨日、出勤前に思ったままをとうとうと述べた、というか、書いたわけですが、我ながら言い訳染みていて戸惑いました。
それと同時にどこまで頑張ればいいんだろうという思いも。
マザオも私ももっと働けるはず、そんな思いと、そこまでしなきゃいけないのという疑問です。
元々が宙に浮いてしまうような計画の甘さから、言ってみれば「たぶん」だけで賽を投げてしまったことが原因の自らがまいた種ですけどね。
不思議な事に、
もっともっと頑張らなくてはいけない、
この非常事態に打開策を見つけなきゃいけない、
明日までいくら振り込めば...
明後日までに入金を、
そんな脅迫観念に近い感覚がすっぽり抜けた気がします。
いざとなったら、もっと頑張れる余地がある!
まだまだ働こうと思えば働ける余裕がある!
今までだって月に一回くらいはお話があったじゃない。
それなら、あと一ヶ月くらい待っても大差ないよね。
そんな風に考えることができました。
家中の小銭をかき集めて千円、仕事の帰りにパーッと使っちゃいました。
たった千円だけど、今の私にはダイヤモンドのように輝いた貴重な千円です。サクランボとベーカリーコーナーのパンと、柿の種以外は全部見切り品ですけど思った以上にいろいろ買えました。
あまりにケチケチ生活だったのでものすごく贅沢をした気分です。
またもやお財布の中は空っぽになりました。
いいんです。
十五日にはどうしても見過ごせない支払いがあります。
その工面で4枚目のカードローンに手を染める時、残った端でお給料日まで頑張ります。
なんだか、とてもすっきりした気分です。
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