大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
よくもまあ、毎日、私を噴火させてくれるな!と怒りを通り越して呆れています。
「通り越して」とは言いがたくプンプンしてますけど。
今朝方、義母のドアを開けたり閉めたりのうるさい音で目が覚めました。
六時です、アパートなら苦情ものでしょう!
「よいっしょ!」と大袈裟な掛け声とともにガサガサと嫌な音が聞こえてきました。
ゴミ袋の音です。
ゴミ収集日ですが、マザオはまだ帰っていません。
玄関に一番大きなサイズのゴミ袋がドンっと置いてありました。
目に入った瞬間になんとも言えない淀んだ空気が流れます。
一人分のわずか数日のゴミがどうしてこんなにも出るのか理解できません。
これを私に出せと?
生活形態が変わってからゴミ出しはマザオの仕事です。
私の底意地の悪さもあって、義母のゴミは自分で出させるよう、マザオに何度も言いました。
自分のことは自分でしないとボケるしゴミ出しも歩く運動の一部になるという、私のとってつけた大義名分です。
その度に、わかってるよと答えてきたマザオです。
雨の日や重たいものが出た時は別として...
これが日常化して、ついでだからと何でもかんでもマザオが持っていってるのを私は知ってます。
有料のゴミ袋がもったいないからと、仕分けした不燃ゴミを一緒にして出してることも知ってます。ムカつくけど我慢して見て見ぬ振りをしてきました。
ゴミ出しに限らず、
「お米を買ってきて。」
「電気が切れたけどどうしよう。」
「ファックスが印刷されない」
「食洗機の洗剤がない」
掃除をしないだけじゃない、面倒なことはすべて分からないと丸投げの義母です。
世の中の平均寿命の傾向を見ても、我が家を顧みても、マザオより私が後になる可能性大です。
この先、どんどん歳を取って一人になった時、私には義母のような環境はありません。
年金も!面倒を見てくれる人も!
若かりし頃、マザオに道すがらゴミ捨てを頼んだ私を叱責した義母。
あんたは今、その主人たるマザオにゴミ捨てさせてるよね!
あ、この家で一番偉いのは働いてる私、その私にゴミ捨てへ行かせる気?
冗談じゃない!
自分のゴミだけさっさと出してきました。
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