大きな家のボロキッチン
別居だったはずなのに! ある日突然の「壁紙選んでね」という義母の言葉に呆然、あれよあれよという間に同居のための改装終了。 卯年生まれの私も義母が雑事から解放された年齢になりました。うさぎが茨の道を脱出できる日はいつ?
出かける度の気苦労は無くなりました。
堂々と黙って出掛け、しれっと黙って帰ってきます。
行き先を告げる必要も、黙ってでかける後ろめたさも、無くなりました。
別居してたらごく普通のことが、同居では「一言足りない」ことになったりします。
何も言わない、部屋に引きこもって何をやってるのかわからない、コミニュケーションを取ろうとしない、無い無い尽くしの気の利かない嫁の烙印は簡単に押してもらえます。
子供の服を買いに行くことですら気を使ってこそこそ出掛け、学校行事で一日家を空けるとなれば黙ってでかけることは許されません。
マナーというものがあるらしく?、何度も説教されました。
いちいち報告しなければならない煩わしさから解放されても、同居であるがための出かける度の抜き足差し足は必須です。
冷戦勃発と同時に始まった反撃とともに、私は黙って出掛けることに迷いも気遣いもなくなってきました。廊下の様子を伺う癖は抜けませんけどね。(笑)
子供たちが独立した頃にはすっかり影を潜めた義母の「飛び出す見送り」はなくなりましたが、誰かが来訪した時に冬彦さんの母顔負けの影から様子を伺う視線は健在でした。
自分はこっそり覗いてるつもりかもしれませんが、その巨体が隠れるわけもなくウザいことこの上ありませんでした。
最近、やっと覗き癖もなくなってきました。
私もやっと、いちいち報告しなきゃいけない煩わしさから解放され、それに伴いマナー違反実践中です。
だいたい嫁の行動を監視するマナーってだんだよ!
しかも私は義母へ嫁いだんじゃないし!
結婚して三十年も経った今頃になって吠えながら反撃の無視をしている私です。
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この記事へのコメント
無題
どうしてこうも 人の行動が気になるお年寄りなんでしょうかねぇ~
我が家の汚婆は 耳が遠いので 助かります
なので 様子を伺うとき 汚婆なりにそぉっとしているみたいだけど こちらとしてはお見通しです
ただ留守しているとき 何を見られているかわからない これは同居前の新婚からです
もう 34年になります(-_-;)
Re:無題
前にも書きましたけど、義母のこんな行動を見つけるたびにユーミンの真夏の夜の夢がグルグル頭の中を回ります。冬彦さんの母親役だった野際陽子さんまで。(笑)
確かに!
ノックもしないで部屋のドアを開けていた過去、ノックと同時にドアを開けてた過去、留守中に何があってもおかしくありませんね。
またまたわかります!その感じ。
なんでどこに出かけるのか、何をするのか気になるんでしょうね?私なんて、舅姑が出かけたところで、帰宅時間以外まったくどうでもよかったのに。
私もそうなるんでしょうか?
自分が嫌だったことは、したくないとは思っていますけどね。
老婆は、人の事が気になるという習性が当たり前なんでしょうか???
Re:またまたわかります!その感じ。
会社でもあるまいに、報告、連絡、相談を強要される同居。
相談なんて言葉だけで、義父母の思い通りになる結果が見えてます。
別居していたら当たり前の自立の生活が、すべて操縦される同居は窮屈以外の何ものでもありませんよね。
そこからの脱却を目指して奔走中ですが、最後の砦はなかなか攻略できそうにないのが厳しいです。^^